この観光プランのおすすめポイント
ぬかびら源泉郷は大正8年に発見された、北海道東部にある温泉地です。
大雪山国立公園の森と糠平湖の湖水に囲まれたぬかびらの環境は、訪れる人に静かで、豊かな自然を感じさせてくれます。
温泉の泉質は、ナトリウム・塩化物−炭酸水素塩泉(重曹泉)で肌が滑らかになるだけでなく、飲用することで胃腸病にも効くといわれています。
湯温が50度から60度と高いため、多少加水している施設もありますが、温泉を循環している宿はありません。
そのため源泉掛け流しの温泉を楽しめる温泉地として、北海道の温泉好きの方々から高く評価されています。
※上士幌町観光協会のホームページから引用
糠平湖周辺には、廃線となった旧国鉄士幌線のアーチ橋がいくつか残されています。
市街地から糠平、十勝三股の山岳森林地帯を南北に貫く国道273号に並行して所々に見られるコンクリート造りのアーチ橋。
まるで古代ローマ時代の水道橋を思わせる高架橋は、鉄道橋としての活躍の時代を終え、今は東大雪の開拓の歴史を伝える近代産業遺産として、その姿を見せています。
三国峠は北海道の国道の中で一番標高の高い峠(標高1,139m)です。
10月の紅葉の時期には、あざやかな黄色に輝く樹海を眼下に眺めながら爽快なドライブが楽しめます。
三国峠には展望スペースを備えたカフェがあり、10月末まで営業しています。
三国峠caféの詳しい情報はこちら
日本の紅葉の始まる地、北海道の大雪山国立公園の秘境と呼ばれる大雪高原。
紅葉のピーク時は多くの登山客でにぎわう、北海道屈指の紅葉の名所です。
9月中旬から10月までの間、火山活動によって生まれた沼をめぐると、赤、紅色、黄色、オレンジ、深緑の織りなす紅葉の絶景が次々と現れます。
ウラジロナナカマドやダケカンバなどの高山帯の落葉広葉樹と、針葉樹のエゾマツ・トドマツが入り混じった混交林が特徴で、木道を進んだ先に点在する沼を囲むように色づく紅葉は、息を呑む美しさです。
大雪高原沼めぐりコースは全長7キロ。
最も奥にある大学沼までは往復で4〜5時間の行程ですが、途中の緑沼で折り返せば往復3時間のコースになります。
沼めぐりコースのスタート地点は、大雪高原山荘隣のヒグマ情報センターです。
大雪山は、かつてアイヌの人々に「カムイミンタラ」(クマの遊ぶ場所)と呼ばれるほどヒグマの多く生息する地です。
入山前に15分ほどのレクチャーを受けておきましょう。
なお、紅葉シーズンの9月下旬は、車両規制があり、シャトルバスに乗り換えて向かいます。
車両規制の情報はこちら
大雪高原沼めぐりの詳しい記事はこちら(colocal)
層雲峡温泉から石狩川沿いに24kmにわたって続く断崖絶壁。
この崖を流れ落ちるいくつかの滝の中でも、もっとも美しいふたつの滝が「日本の滝百選」にも選ばれた銀河・流星の滝です。
向かって左側の滝は「銀河の滝」と呼ばれ、細く繊細な白糸のように優美な姿で流れ落ちる姿から「女滝」とも呼ばれています。
それに対して右側の「流星の滝」は太い1本の筋となって力強く流れ落ちる滝で「男滝」とも呼ばれています。
大雪山系・赤岳の登山口にある銀泉台は、9月上旬には木々が色づき始め。中旬には山全体が美しい紅葉に覆われた絶景を目にすることができます。
針葉樹の濃い緑と広葉樹の赤や黄色といった鮮やかな色彩が美しいグラデーションとなって山全体を彩ります。
層雲峡から大雪湖、大雪山観光道路を車で50分ほど走ったところにあります。
※9月紅葉時期にはマイカー規制があります。詳しくはこちら)
日本で最も北に位置する大雪山の山々は、日本で一番早く紅葉が始まることで有名です。
北海道の最高峰旭岳では、8月も終わりになるとウラジロナナカマド、ウラシマツツジ、チングルマなどが色づき始め、9月中旬には全域が紅葉のピークを迎えます。
旭岳ロープウェイで標高1,600mの姿見駅まで一気に上がり、日本一早い旭岳の紅葉が見ながら空中散歩を楽しみましょう。
ロープウェイの駅から姿見の池まではゆるやかな傾斜地で、展望台から紅葉や初冠雪が始まった山並みの絶景を眺めながら、整備された道を約1時間でぐるっと散策することができます。
旭岳の詳しい情報はこちら(旭岳ロープウェイのホームページ)