この観光プランのおすすめポイント
納沙布岬(のさっぷみさき)は本土最東端の岬で、名前はアイヌ語の「ノッ・サム」(岬の傍ら)に由来しています。
日本で一番早く朝日が見られる場所で、年始にはたくさんの方が日の出を見にきます。
納沙布岬からは大海原の向こうに北方領土の歯舞諸島の望め、運が良ければラッコやクジラにも出会えます。
先端に建っている灯台は、明治5年(1872年7月)に設置された道内初の洋式灯台です。
(現在使用に供されているものは昭和5年に建設されたものです)
納沙布岬付近は、当時から霧が濃い航海の難所として知られ、日本とアメリカとの往来に多くの貨物船が航行していたため、明治政府によっていち早く造られました。
春国岱(しゅんくにたい)は、海流により運ばれてきた砂が数千年をかけて堆積した全長8kmの砂の島です。
別名「奇跡の島」と呼ばれ、野付半島で有名なトドワラのような、立ち枯れた木々や、湿地にはエゾカンゾウやセンダイハギなどさまざまな植物が手付かずの自然のまま見られるところです。
豊かな自然環境に恵まれ、特別天然記念物のタンチョウ、天然記念物のオジロワシ、クマゲラなど貴重な鳥たちが繁殖しています。
また、春と秋の渡りの時期には、オオハクチョウやカモのなかま、シギ・チドリのなかまなど60種類、数万羽の渡り鳥たちが訪れます。
春国岱駐車場から、ヒバリコース(1.2km/徒歩約25分)、ハマナスコース(片道1.4km/徒歩約30分)を歩くのがおすすめ。
ヒバリコースの北側はエゾノコウボウムギの草原が広がり、春から秋にかけてヒバリが多く見られます。
南側は湿地帯でオオシバナ、アッケシソウ、ウミミドリなど塩性湿地の植物がみられます。
続くハマナスコースは、北側の砂丘にさまざまな野草が咲きます。南側の湿地(中谷地)にはカモ類、シギ・チドリ類(いずれも春と秋)が羽を休め、時折タンチョウがエサをとりに姿を見せます。
なお、夏の春国岱には蚊が生息しているので、長袖長ズボンで防虫スプレーを使いましょう。
厚岸グルメパークは、駅内に魚介市場やレストラン、炭焼、喫茶などの施設をそろえた道の駅です。
厚岸の牡蠣をはじめ、カニ、サンマ、椎茸など新鮮な山海の幸を魚介市場で買って、そのまま屋内の炭火焼きコーナーに持ち込んで食べることができます。
屋内バーベキューコーナー炭火焼き「炙屋」の詳しい情報はこちら