この観光プランのおすすめポイント
龍王峡は鬼怒川温泉の奥にある渓谷で、春になるとミズバショウやヤマツツジ、アヤメといった野の花が咲く散策路は気軽にハイキングが楽しめます。
コースの途中の「むささび橋」からは、新緑の山々、川の流れに浸食された白い溶岩層、そして清流の青がつくりだす見事な景色を見ることができます。
ハイキングコースは龍王峡駅から川治温泉露天風呂までの全長6kmの自然探究路で、およそ3時間の散策コースです。
コースの途中にはお弁当を食べれるベンチもあります。心地よい野鳥のさえずりを聞きながらお弁当を広げれば、うららかな春の陽気が疲れも吹き飛ばしてくれるでしょう。
このプランでは、鬼怒川温泉から路線バスで龍王峡にアプローチします。
川治温泉駅で下車して龍王峡駅までの約4kmのハイキングになりますが、コースを短縮するなら途中の白岩バス停で下車してもいいでしょう。
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鬼怒川温泉は、鬼怒川渓谷沿いにたくさんの旅館やホテルが立ち並ぶ関東有数の温泉地です。
温泉街にカフェやお土産屋さんがあるほか、駅前に足湯「鬼怒太の湯」、くろがね橋のそばに足湯「鬼怒子の湯」があり、のんびりと温泉地の風情を楽しむことができます。
鬼怒川温泉の泉質はアルカリ性単純温泉で、肌に優しいなめらかな”美肌の湯”です。
※写真は、静寂とまごころの宿 七重八重のお風呂
鬼怒楯岩大吊橋は、鬼怒川温泉街と名勝楯岩を結ぶ長さ140mの歩道専用の吊橋です。
橋の上からは、40m下の大岩を縫って流れる鬼怒川の急流と緑の山々を眺めることができます。
また、対岸に渡って楯岩展望台まで遊歩道を進むと、高原山系の美しい山並みが一望できます。
鬼怒川の時に激しく時にゆったりと流れる様は女性を表し、楯岩は巨大で雄々しく男性を表すそうです。
この2つを結ぶ鬼怒楯岩大吊橋は、縁結びのパワースポットになっています。
SL大樹(たいじゅ)は、東武鉄道が2017年8月に約半世紀ぶりに復活させたSL観光列車です。
栃木県日光市の下今市(しもいまいち)駅から鬼怒川(きぬがわ)温泉駅までの12.4km区間を約35分で走行します。
SL大樹の運行は土日が中心で、進行方向側からSL、車掌車、客車3両、ディーゼル機関車の順で連結される全6両編成で下今市~鬼怒川温泉間を1日3往復しています。
レトロ感いっぱいの客車には、SL観光アテンダントが乗り込み、「おもてなし」で旅の気分を盛り上げてくれます。
座席指定料金 大人760円、小児380円(税込)
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