この観光プランのおすすめポイント
約1,300年の歴史を持つ春日大社は、4柱の神さまを祀る国宝の本殿のほか、摂社・末社が合わせて61社ある世界文化遺産です。
境内は古代から神域とされていた御蓋山一帯に広がり、原始林に守られるかのように鮮やかな朱塗りの社殿が鎮座しています。
春日大社の末社「夫婦大国社(めおとだいこくしゃ)」は、その名の通り「夫婦円満」と「縁結び」のご利益があります。
大国さまが夫婦でお祀りされているのは、全国でもここ「夫婦大国社」だけ。
恋愛のパワースポットとして、縁結びを願う人が後を絶ちません。
大國主命様の伴侶である須勢理姫の持ち物とされる「しゃもじ」に願いを書くと、願いを叶えてくれるといいます。社殿内の壁にはたくさんの有名人のサインがずらりと並んでいます。
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興福寺は奈良公園内にある寺院の一つで、奈良時代に栄えた仏教宗派、法相宗の大本山です。
藤原氏の氏寺として、藤原一族の隆盛とともに発展しました。
広い境内には、東金堂・北円堂・南円堂・五重塔・三重塔・大湯屋・大御堂・国宝館などが立ち並び、仏教彫刻は天平時代や鎌倉時代の名品を数多く保存しています。
特に奈良時代に造られた阿修羅像は有名で、少年のような顔立ちで愁いを含んだ表情は、観る者をくぎづけにさせる魅力があります。
東大寺二月堂の「お水取り」は、正式には修二会(しゅにえ)といい、毎年3月に行われ、1260年以上続く伝統行事です。
毎晩7時に行なわれる「お松明」は、二月堂の本尊十一面観音に罪を懺悔して、国家の安泰と万民の豊楽を祈る法要で、童子(どうじ)と呼ばれる人が長さ約7mにもなる大松明をかつぎ、観客の頭上に火の粉を散らしながら舞台を回ります。
3月12日深夜(13日の午前2時)には、「お水取り」といって、若狭井(わかさい)という井戸から観音さまにお供えする「お香水(おこうずい)」を汲み上げる儀式が行われます。
修二会の開催期間 2024年3月1日(金)~14日(木)
銘茶の産地として有名な宇治は、平安時代には貴族の別荘地でした。
世界遺産の平等院は、光源氏のモデルと云われる源融(みなもとのとおる)の別荘跡地がお寺に改められたものです。
鳳凰堂と呼ばれる阿弥陀堂は、1053年につくられ、堂内には、平安時代の最高の仏師定朝によって制作された阿弥陀如来坐像が安置されました。
当時は、末法思想が貴族や僧侶らの心をとらえ、極楽往生を願う浄土信仰が社会の各層に広く流行していました。鳳凰堂は、極楽浄土をこの世に出現させたところとして、信仰を集めました。
鳳凰堂は10円硬貨、屋根上の鳳凰は一万円札の図柄としても知られています。
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城南宮は、平安遷都の際に都の守護と国の安泰を願って京都の南に創建されました。
引越・工事・家相の心配を除く「方除(ほうよけ)の大社」として信仰を集めています。
春の山のしだれ梅の梅林を通り過ぎるころ”しだれ梅と落ち椿”の景色を楽しむことができます。
うすべに色や白い色のしだれ梅、緑の苔の上に落ちた真紅の椿が織りなす自然のハーモニーは、見事なまでのコントラストを導き出し、今では 早春の京都を彩る、類い希な絶景として知られています。
しだれ梅と椿まつり開催期間 2024年2月18日(日)~3月22日(金)
城南宮のしだれ梅と椿まつり公式サイトはこちら