この観光プランのおすすめポイント
東福寺は、通天橋の紅葉が有名ですが、本坊庭園のお庭も一見の価値があります。
本坊庭園とは、大方丈の建物の四方に広がる個性的な庭園で、昭和14年に作庭家 重森三玲によってつくられました。
四方向に作られた庭園にはそれぞれテーマがあり、東庭が「北斗七星」、南庭には四つの神仙島、京都五山、須弥山が表現されています。
西と北の庭は市松模様のデザインで統一され、西庭は井田を表した大市松模様、北庭が苔と板石による小市松となっています。
北斗七星、蓬莱、瀛洲、壺梁、方丈、京都五山、須弥山、市松の八つの意匠を盛り込み、これが釈迦の入滅を表す「釈迦八相成道」にもあたることから、「八相の庭」と名付けらました。
従来の日本庭園には無いモダンで斬新なデザインに配置された苔と石のコントラストがとても印象的です。
東福寺本坊庭園の詳しい情報はこちら
光明院は、東福寺の境外塔頭で、「虹の苔寺」と呼ばれる、苔が美しい禅寺です。
波心庭と呼ばれる庭園は「光明」をテーマに、大海原を表す白砂と巨石が光のごとく林立する庭になっています。
光明院は、東福寺の本堂から三門を通り、勅使門を出てすぐのところにあります。
観光寺院ではないため、志納金を入れて中に入り、庭園を静かに楽しみましょう。
祇園白川は、石畳に格子戸のお茶屋が並ぶ祇園特有の風情ある町並みです。
町家が連なり、白川が流れ、石畳の道が続く人気のスポットで和スイーツをいただきながらひと休みしましょう。
甘味どころ ぎをん小森
ぎをん小森は、かつてはお茶屋だった町家を改装した甘味処です。
京都らしい和の空間が広がる店内は座敷になっていて、中庭を眺めながら和スイーツをいただくことができます。
おすすめは、わらび餅とわらび餅パフェ。
わらび餅は、毎朝手間暇かけて丁寧に練り上げたわらび粉100%を使った一品です。
わらび餅パフェは、1番上に抹茶アイスが乗り、その下にバニラアイス、わらびもち、餡子、抹茶ゼリーなど、和のスイーツが盛りだくさんの贅沢なもの♪ 黒みつ付きです。
ぎをん小森のホームページはこちら
祇園祭ぎゃらりぃは、京都の夏の風物詩「祇園祭」が体験できる体感型施設です。
原寸大の鉾があり、普段は見られない鉾建ての伝統技法を間近で見学できます。
また、屏風に見立てた大型モニターで、33基の山鉾が巡行する模様や、長刀鉾に縁のある演目「小鍛冶」などの映像を観賞できます。
カフェも併設されているので、街歩きの休憩にもおすすめのスポットです。
祇園祭ぎゃらりぃのホームページはこちら
京都牛を中心に京野菜など旬の食材をフレンチテイストでいただけるお店です。
広く名の知れたレストラン出身のシェフが織り成す、贅沢なコースがおすすめ♪
本格フレンチを気軽に堪能できる〈季節の大皿コース〉Aコース ¥4,180など、落ち着いた和風の趣の中、手軽なお値段で京都の食材とフレンチのコラボが楽しめます。
祇園ビストロ 丸橋のホームページはこちら
大原三千院は、京都北部の郊外に佇む有名な門跡寺院です。
里山の風景が広がるのどかな場所に、いくつかの寺院が高台にそびえ立っています。
境内には、豊臣秀吉の建立と伝える客殿や宸殿が建ち、有清園・聚碧園と呼ばれる二つの美しい庭園があります。
庭園はとてもよく整備されていて、桜や楓、初夏から初秋にかけては楓や苔、秋は紅葉と四季折々の魅力を見せてくれます。
あざやかな苔がビロードのように覆う庭園は、緑の清々しい空気に包まれています。
聚碧園では庭を眺めながら「抹茶(お菓子付き)」(500円)も味わえます。
参道には漬物やドレッシング、小物を売る店が軒を連ねています。
「志野」は、おいしいドレッシングが評判の店で、オーソドックスな醤油ベースの玉葱ドレッシングに、柚子大根、赤しそ、しば漬けなど、さまざまな味が試食できます。
しいたけと玉ねぎとセロリの醤油ドレッシングは絶品です♪
志野のホームページはこちら
三千院の入口を通り過ぎると、左手に実光院があります。実光院の魅力は、畳の間から心静かに庭園を一望できること。庭にも下りることができ、抹茶もいただくことができます。
また、声明寺院の坊であるため、この院には多くの楽器が陳列してあります。
900年近くにわたって今なお脈々と流れる声明の伝統に楽器を通して触れることができます。