この観光プランのおすすめポイント
平成28年4月の熊本地震により、熊本城は天守をはじめ、重要文化財を含むさまざまな建物が損壊しました。
令和2年6月からは熊本地震の被害状況や復旧の過程などを地上約6mの高さから見学できる「特別見学通路」が完成し、特別公開第2弾が開始されました。
そして、待望の天守閣内部の一般公開!
令和3年4月より、熊本地震から約5年ぶりに天守閣内部が一般公開されました。
内部では熊本城の「天守」の歴史にクローズアップした展示がご覧になれるほか、天守閣最上階からの眺めを楽しむことができます。
桜の馬場 城彩苑は、熊本城のふもとにある、熊本の歴史と食文化を体験できる施設です。
お食事お土産処「桜の小路」には、熊本県内のグルメと特産品がそろっています。
熊本城の詳しい情報はこちら
天草五橋は、九州本土と天草をつなぐ五つの橋で、昭和41年9月に開通しました。天草パールラインとも呼ばれており、三角から大矢野島・永浦島・大池島・前島を経て天草上島までつながっています。
玄関口となる1号橋から変わりゆく景色を楽しみながら、5号橋まで約30分間のドライブコースには、海と島々の美しいコントラストと爽快な光景が目の前に広がります。
シークルーズ船乗り場前にあるリゾート観光施設「リゾラテラス天草 L’isola Terrace Amakusa。
レストラン、カフェ、お土産、バー、ベーカリーなど充実した内容で、これまでの天草にないお洒落なリゾート感あふれる観光施設です。
オーシャンビューのレストラン「プレート カフェ リゾラ」では、天草・熊本の厳選素材を使った贅沢ランチが楽しめます。
天草の恵みがギュッと詰まった島のランチコースや専用窯で焼き上げる本格ピッツァ、魚介のペスカトーレなどがおすすめ。
クルージングを楽しんだ後は海を眺めながらカフェでティータイム。夕日を眺めながらバーでカクテルを一杯。そんな過ごし方もできます。
リゾラテラス天草のホームページはこちら
16世紀末、宣教師の養成を目的に大神学校「天草コレジヨ」(天草学林)が天草に作られました。
各地のセミナリオ(小神学校)やノビシャアド(修練校)で学んだ者の中から選抜されて天草にやって来た青年達は、ここでラテン語や神学、最新のヨーロッパの情報・文化を学びました。
付設の印刷所では、「天草本」と呼ばれる金属活字を使うグーテンベルク式印刷機による活版印刷物が多数印刷されました。
天草コレジヨ館には、天正遺欧少年使節が持ち帰ったグーテンベルク式印刷機や西洋古楽器、南蛮衣装などを忠実に復元したものが展示されています。
天草コレジヨ館の詳しい情報はこちら(熊本県公式観光サイト)
天草の﨑津集落は、江戸時代の禁教期、仏教・神道・キリスト教が共存するかたちで漁村特有の信仰を育んだ集落です。
戦国時代にイエズス会修道士アルメイダによって布教が開始され、ほとんどの村人がキリスト教徒となりました。
その後、江戸幕府は禁教令を発布。信徒への迫害が強まるなかでも、﨑津集落には多くの潜伏キリシタンが信仰を続けました。
禁教令により宣教師は追放され、1637年には厳しい弾圧、幕府の苛政や飢饉を契機として島原・天草一揆が勃発しています。
1873年キリスト教解禁後にカトリックに復帰した潜伏キリシタンは、最初に﨑津諏訪神社の下に木造教会を建てました。
その後、禁教期に絵踏みが行われた﨑津吉田庄屋役宅跡に、現在の﨑津教会が建てられました。
これはキリシタン弾圧を象徴する場所に教会を建てたいというハルブ神父の強い願いによるものです。
崎津教会は潜伏キリシタンの復活の象徴として崎津集落のシンボルとなっています。
﨑津教会の拝観には事前予約が必要です。詳しい情報はこちら
※﨑津教会は信仰の場です。堂内・外では静かにしましょう。また、宗教行事を行っている際には、見学はご遠慮ください。
大江教会はキリスト教解禁後、天草で最も早く造られた教会で、現在の建物は昭和8年(1933年)天草への伝道に生涯を捧げたフランス人宣教師ガルニエ神父が地元信者と協力して建立したものです。
敷地内には、パーテルさんとして親しまれたガルニエ神父の像やルルドの聖母マリア像があり、今でも天草キリシタンのシンボル的な存在となっています。
天草ロザリオ館は、隠れキリシタンの遺物を集めた資料館です。
隠れキリシタンの密かな礼拝のためにつくられた「かくれ部屋」が再現されています。
映像ホールでは天草のキリシタンの歴史、自然・景勝地、天草の人々の生活の様子などを上映しています。
大江教会の詳しい情報はこちら 天草ロザリオ館の詳しい情報はこちら
約300頭のハンドウイルカが生息しているここ天草五和沖合いを駆け巡り、野生のイルカと出会う旅です。
天草では、野生のバンドウイルカに1年を通して出会うことができます。イルカが見える確率は1年を通して98%!
すぐそばまでやってきて愛嬌をふりまくイルカや群れをなして大海原を悠々と泳ぎ回るイルカを眺めて心を癒されてみませんか?
天草イルカウォッチングの詳しい情報はこちら
島原半島の中心に位置する雲仙温泉は、明治の頃に外国人の避暑地として開かれた国際的な保養地です。
お湯は硫黄を含んだ強い酸性泉で、温泉の最高温度は98℃。
主成分は鉄イオン、アルミニウムイオン、硫酸イオン。リュウマチ、糖尿病、皮膚病に効果があります。
至る所から高温の温泉と噴気が激しく噴出し、強い硫黄臭が漂う雲仙地獄は、雲仙温泉ならではの風景です。
島原城は1618(元和4)年から、松倉豊後守重政が4年ないし7年の歳月をかけて築いたものです。五層天守閣を中核に、大小の櫓を要所に配置した、安土桃山期の築城様式を取り入れた壮麗な城でした。
その後、明治維新の際に解体されました。
現在の島原城は1964(昭和39)年の建築で、復元されたものです。
キリシタン史料館では、島原の乱で有名な天草四郎の絵姿など、禁教時代の資料を見学できます。
島原市は古くから「水の都」と呼ばれていて、雲仙山系に涵養された水が市内随所から湧出することから、島原湧水群として全国名水百選に選定されています。
武家屋敷水路、鯉の泳ぐまち、浜の川洗い場などその数は約50ヶ所。長年の歳月をかけて地下水脈を通って自噴する湧水は適度な炭酸ガスを含んだ名水でもあります。
下新町町内会では、豊かな湧き水を観光に活かそうと町内の清流に錦鯉を放流し、町内会や子供クラブがお世話をしています。
しまばら水屋敷
島原のまちの散策の途中で立ち寄りたい場所が「しまばら水屋敷」。
藩政時代の豪商、中山要衛門の別邸として建築された屋敷で、1階の喫茶処で湧水を利用した島原名物かんざらしと抹茶が味わえます。
縁側できれいな湧水を眺めながらゆっくりとした癒しの空間を楽しむことができますよ。
しまばら水屋敷の詳しい情報はこちら
湧水庭園「四明荘」
明治後期に別邸として建築された屋敷で、四方の眺望に優れていることから「四明荘」と名づけられました。
色とりどりの鯉が泳ぐ庭園の池は、一日に約1,000トンもの水が湧いているそうです。
座敷は正面と左側面の二方が池へ張り出していて、縁側に座るとまるで池の上に浮かんでいるように感じます。
四明荘の詳しい情報はこちら