この観光プランのおすすめポイント
月山の八合目にある弥陀ヶ原(みだがはら)は日本でも有数の高山植物の宝庫です。
クルマですぐ近くまで行くことができ、黄色の可憐なニッコウキスゲやチングルマなど130種類以上の可憐な高山植物が咲いています。
湿原には歩きやすい木道が整備されていて、約1時間の自然散策を気軽に楽しむことができます。
可憐な高山植物が咲く湿原は、7月~8月が花の見頃。
ぜひ夏でも涼しい天空の楽園を訪れてください。
月山八合目 弥陀ヶ原の詳しい情報はこちら
随神門(ずいしんもん)を抜けると静寂の中に杉木立が広がり、清々しい気分で五重塔まで行くことができます。
せせらぎの祓川を越えると左手に国宝の羽黒山五重塔が見えてきます。平安期平将門の建立とされていますが、現在の塔は約600年前に再建されたものだそうです。
杉木立の中にすっと立つ優美な姿には、思わずため息が出ます。緑の木々に囲まれた佇まいも美しいですが、雪が降り積もった姿も機会があればぜひ見てみたいものです。
近くには樹齢1,000年の巨杉爺杉があります。
鳥海山(ちょうかいさん)は、標高2,236m、東北第2の高さを誇る独立峰です。
海岸線からすぐに稜線が立ち上がるその姿は、「出羽の富士」と称されるほどに力強く、四季折々の美しさをみせてくれます。
ドライブのついでに軽く登山気分を味わうには、象潟からブルーラインを車で30分ほど走った5合目鉾立「展望台」がおすすめです。
駐車場から約400mの舗装路が続き、軽装でも問題なく歩くことができます。
展望台からは、眼下に雄大な日本海と遠くまで伸びる海岸線の美しい景色が眺められます。
「日本百名山」の一つに数えられる名峰「鳥海山」。
凛とそびえる気高い姿は富士山になぞらえて「出羽富士」と呼ばれ、雪を頂いた秀麗な姿が今も昔も人々に愛されています。
標高2,236mの山頂からの眺めも素晴らしく、独立峰のため視界がひらけて見事なパノラマ風景を望めます。
山全体が国定公園に指定されており、貴重な高山植物やカルデラ湖など、様々な表情が見られるのも特徴です。
鉾立ルートは、鉾立口(五合目・1,500m)から東屋まで登るもっともポピュラーなルート。
コース全体を通して見晴らしが良く、眺望を満喫できる人気のコースです。
登山道は良く整備され道幅も広く、歩を進めるにつれ背には水平線まで見渡せる日本海、前方には鳥海山最高峰の新山や七高山、それらを取り巻く外輪山などが織り成す絶景が楽しめます。
御浜小屋まで2時間余り。御浜小屋からは鳥海湖が見下ろせます。
湖の周囲を歩くと高山植物のお花畑が広がり、ハクサンシャジンやハクサンフウロ、クルマユリをはじめ、鳥海山固有種のチョウカイフスマやチョウカイアザミの姿も見られます。
御浜小屋までの往復は約5時間見ておきましょう。
御浜小屋までのルートで鳥海山登山の魅力は十分満喫できます。
御浜小屋から山頂まではガレ場が増え、山頂に近づくにつれ岩場となりますので、山頂をめざす方はちゃんとした登山の装備が必要です。
山頂までの往復は約8時間半かかります。
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鳥海山のふもと遊佐町にある「道の駅 鳥海ふらっと」では、初夏(6月~8月上旬)に旬の岩ガキが味わえます。
天然の岩ガキは、庄内浜の味覚の王様!
特に遊佐町吹浦産岩ガキは鳥海山の伏流水のミネラルをたっぷり含んだ評判の品。
漁協女性部のおばちゃんたちがその場で殻を開けてくれる岩ガキを生でいただけます。
鮮魚直売所「元気な浜店」では、そのほか銀ガレイ焼きやイカ天など、日本海の海の幸が手軽に食べられます。
また、野菜直売所「ひまわりの会」ではこの時期、地元の庄内メロンやだだ茶豆を販売しています。
道の駅 鳥海ふらっとのホームページはこちら