この観光プランのおすすめポイント
戦国時代の天正7年(1579)頃、明智光秀は豪族に支配されていた丹波国を攻略し、福知山城を築城しました。
光秀は城と同時に城下町も建設。税を軽減したり、水害からまちを守るために堤防を築くなど、福知山城下町の発展に尽力しました。
福知山城は光秀亡きあと、慶長5年(1600)頃に完成しましたが、明治時代に廃城令で取り壊されました。
昭和61年(1986)に市民の瓦1枚運動によって、三層四階の天守閣が再建されました。
天守閣は築城当時の天守閣の特徴がよくあらわれたものとなっています。
石垣は、野面積み、乱石積み、穴太積みなどと呼ばれる自然石をそのまま用いたもので、当時のまま残されています。
明智光秀が福知山の領主であったのはわずか3年ほどですが、まちの創始者であり、数々の善政を敷いた恩人として慕われ、江戸時代には数々の伝承が広がっていきました。
御霊神社(写真下)には、明智光秀が祀られています。
明智光秀と福知山の詳しい情報はこちら
「京都丹後鉄道」は、京都府北部の丹波、丹後地域と兵庫県北東部の但馬地域を走る鉄道です。
京都丹後鉄道は、水戸岡鋭治氏がリニューアルデザインを担当した観光列車を3種類運行しています。
「丹後くろまつ号」「丹後あかまつ号」「丹後あおまつ号」です。
「丹後あおまつ号」は、事前予約が不要。普通運賃で気軽に乗車できる観光列車です。
天橋立に代表される日本海の白砂青松を象徴する「松」をテーマにしています。
随所に水戸岡氏らしい木のぬくもりを生かしたやわらかなデザインが施されていて、ゆったりと外の景色を楽しめるよう、ソファ席、カウンター席など、さまざまなタイプの座席が用意されています。
アテンダントによる沿線案内や車内販売のサービスもあります。
丹後あおまつ号の詳しい情報はこちら
京都府北部の宮津湾にある天橋立は、陸奥の松島・安芸の宮島とともに、日本三景とされている特別名勝です。
幅約20~170m、全長約3.6kmに渡って大小約8,000本の松林と砂浜が続く美しい地形で、その形が、天に架かる橋のように見えることから天橋立の名がつきました。
天橋立ビューランドの展望所から「股のぞき」して眺める天橋立は、天に舞う龍のように見えることから「飛龍観」と呼ばれています。
天橋立ビューランドへはリフト・モノレールを利用します。