この観光プランのおすすめポイント
津軽富士と呼ばれる岩木山は標高1,625mの名峰で、日本百名山に数えられます。
津軽岩木スカイラインを利用して、8合目までクルマで上れます。
8合目までのルートはカーブの連続ですが、密生するブナの原生林を上るにつれて視界もだんだん広がり、眼下に日本海が見えてきます。
北は遠く北海道の松前崎、津軽半島の権現崎と十三湖、なだらかな弧を描く七里長浜など、美しい津軽の海岸線が眺められます。
酸ヶ湯温泉は八甲田山麓の標高900mにある1軒宿で、160畳もの広さを誇る「ヒバ千人風呂」は秘湯ファンならずとも一度は入っておきたい名物風呂です。
だだっ広い浴室には、熱湯(ねつゆ)、冷の湯、四分六分の湯、湯滝など5つの浴槽があり、源泉掛け流しの良質な硫黄泉が楽しめます。
熱湯は、長い時間温もりが持続し、後々まで体が温まるお湯。一方、四分六分(しぶろくぶ)の湯は、入ると熱湯(ねつゆ)より熱く感じますが、温もりの持続が短く、四分から六分ぐらいの温まり具合になると言われています。
「ヒバ千人風呂」は混浴ですので、女性が入るにはちょっと勇気が要ります。
男女別の小浴場「玉の湯」もありますので、恥ずかしい方はこちらに入るといいでしょう。
千人風呂と源泉は異なりますが、白濁した酸性の硫黄泉で同じような泉質が楽しめます。
酸ヶ湯温泉のホームページはこちら
八甲田山は青森市の南側にそびえる複数火山の総称で日本百名山の一つです。
酸ヶ湯温泉から毛無岱の中央部を縦走する毛無パラダイスラインを通って八甲田山の田茂萢岳山頂をめざします。
パラダイスラインはビギナーでも楽しめるメインの登山ルート。春、夏、秋と、季節ごとに表情を変える山々と登山道沿いに咲き乱れる高山植物が登山客を楽しませてくれます。
特に、紅葉時期の上毛無岱から下毛無岱へと下る階段付近からの眺めは絶景です。
※一般の登山道ですので、ズック・スニーカー・登山靴が必要です。
高山植物の咲く八甲田山をウォーキング
標高1,324mの田茂萢(たもやち)岳山頂まで上ると、たくさんの高山植物が5月中旬~8月上旬にかけて可憐な花を咲かせる姿が見られます。
【5月】ショウジョウバカマ
【6月】ワタスゲ/レンゲツツジ/ヒメシャクナゲ/モウセンゴケ
【7月】ニッコウキスゲ/ネジバナ/キンコウカ
【8月】ミヤマアキノキリンソウ/タチギボウシ/ミヤマホツツジ/イブキゼリ/トウゲブキ/サワギキョウ
山頂には整備された遊歩道があり、スニーカーなどで気軽に約1時間の散策を楽しむことができます。
八甲田山のトレッキング情報はこちら(八甲田ロープウェー)