この観光プランのおすすめポイント

佐渡島では100羽を超える人工繁殖のトキを放鳥しています。そのトキに会える観光スポットが「トキの森公園」です。
トキが飛翔可能な大型ケージを設置して自然に近い環境を再現。トキ資料展示館には、保護増殖、野生復帰などの資料を多数展示しています。
「トキふれあいプラザ」は、ケージ内で飼育されているトキを間近に観ることができます。
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明治25年(1892年)創業の尾畑酒造は、酒造りの三大要素といわれる「米」「水」「人」に、それらを育む「佐渡」を加えた「四宝和醸」(しほうわじょう)を掲げ、佐渡の自然と文化を活かした酒造りに取り組んでいます。
“酒”という生き物と向き合うため、伝統的な完全泊まり込みによる早朝仕込みを実践。
より良い酒造りを求め、蔵人たちが生み出す「真野鶴」は、全国新酒鑑評会(日本)、International Wine Challenge(イギリス)、Kura Master(フランス)、Milano Sake Challenge(イタリア)など数々の鑑評会で金賞を受賞しています。
尾畑酒造のホームページはこちら

尖閣湾は、姫津から北狄まで約3㎞の海岸に広がる5つの小湾の総称です。
高さ30m級の尖塔状の断崖が連なる景観は訪れる人々を圧倒します。
尖閣湾揚島遊園は尖閣湾の第5景「揚島峡湾」に建つ観光施設で、展望台から全景が一望できます。
「海中透視船」で、湾内巡りと海中の様子が楽しめます。

相川の北沢地区には発電所やシックナーなど鉱山の近代化に貢献した施設群(国の史跡)が密集しています。
もともとは銅の製造過程で行われていた技術であった浮遊選鉱法を金銀の採取に応用し、日本で初めて実用化に成功したものです。
戦時下の大増産計画によって大規模な設備投資がされ、1ヶ月で50,000トン以上の鉱石を処理できることから「東洋一」とうたわれました。
北沢浮遊選鉱場跡の詳しい情報はこちら

相川金銀山は、16世紀末から20世紀末まで国内最大の金産出量を誇った鉱山で、江戸時代から明治時代半ばにかけては、国が管理し、産出された金は全て貨幣として利用され、長期間にわたり、国の財政を支え続けました。
見学はいくつかのコースに分かれています(個人は予約不要)。
おすすめは、江戸時代の初期に開削された手掘り坑道(写真上)の「宗太夫坑 江戸金山絵巻コース」と、明治32(1899)年に開削され、佐渡金山の近代化に大きく貢献した機械掘り坑道(写真下)の「道遊坑 明治官営鉱山コース」の2つ。
「道遊坑」コースは、道遊の割戸直下の採掘跡、道遊の割戸を間近に見るポイント、高任公園からの道遊の割戸の絶景ポイントと、佐渡金山のシンボルである「道遊の割戸」を存分に堪能することができます。
他にも、ガイド付 産業遺産ツアーやガイド付 山師ツアーなどがあります。
また、「MRグラス」とプロジェクションマッピングによる空間演出を体験できる「ISLAND MIRRORGEコース」(要予約)もあります。
佐渡金山は2024年7月、世界文化遺産への登録が決定しました。
史跡 佐渡金山の公式サイトはこちら

佐渡最古と伝わる「西三川砂金山」跡地に建つ体験型資料館です。
「砂金とり体験」は誰でも簡単にチャレンジできます。
採った砂金は、ストラップやペンダントなどに加工(有料)してもらえます。
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宿根木(しゅくねぎ)は、佐渡金山繁栄期の17世紀を経て、江戸後期から明治初期にかけては北前船稼業として発展した港町です。
迷路のような路地に今も100棟を超える板壁の民家が密集しています。船大工の技術が結集した宿根木の町並は国の「重要伝統的建造物群保存地区」に選定されています。
江戸時代後期から明治にかけて財をなした船主の邸宅など民家三棟が公開(有料)され、集落全体が船の仕事に従事した歴史を今に伝えています。
宿根木の公式サイトはこちら

小木では力屋観光でたらい舟の乗船体験が楽しめます。
たらい舟はもともと 狭く入り組んだ岩礁が多い海岸で、ワカメ・アワビ・サザエなどの貝類・海藻類を採取するためにつくられました。
たらい舟を操るのは女性船頭さん。熟練の技術でスイスイ漕いで行くので、安心して乗船できます。自分で漕ぐこともできます。
たらい舟力屋観光船の詳しい情報はこちら