「日本一の桃源郷」花桃の里
月川温泉郷にある花桃の里は、毎年4月中旬~5月初旬に約5,000本の赤、白、ピンク色の3色の花桃が咲く「日本一の桃源郷」と呼ばれています。
もともとは福沢諭吉の娘婿にあたる福沢桃介氏がミュンヘンで見た3色の花桃の美しさに感動し、3本の苗を購入して自身が社長を務めていた須原発電所(長野県大桑村)の構内に持ち帰って植えたことからは始まります。
これを地元の人々が少しずつ増やしていき、今では宿場町「妻籠宿」と阿智村をつなぐ「はなもも街道」となりました。
花桃の見頃の時期に合わせて、毎年4月中旬~5月上旬に開催される月川温泉郷の「花桃まつり」は、多くの人でにぎわいます。