【特別公開】大徳寺法堂の天井画「雲龍図」
大徳寺は、臨済宗大徳寺派の大本山。今回特別公開される法堂の天井画「雲龍図」は狩野探幽の力作で、手を叩くと龍が鳴いたように音が法堂内に響くことから「鳴き龍」と云われています。
また、豊臣秀吉の聚楽第の遺構と伝えられ、見とれて日の暮れるのも忘れてしまうことから「日暮門(ひぐらしもん)」とも呼ばれる唐門も間近で見られます。
方丈は、探幽の代表作「山水図」などの障壁画や白砂が敷き詰められた枯山水のお庭が見どころです。
方丈庭園は石庭にスポットを当てた2020年早春キャンペーン「そうだ 京都、行こう。」のTVCMで紹介されました。
大徳寺には他にも大仙院、瑞峯院、龍源院に見事な枯山水(石庭)があり、心静かに観賞することができます。
※写真は瑞峯院の石庭「独坐庭(どくざてい)」。蓬莱山が半島になり、打ち寄せる大海の荒波にもまれながらも、雄々と独坐している大自然を表現しています。
京都市北区紫野大徳寺町53
特別公開期間 2024年1月6日(土)~3月18日(月)
拝観時間 10:00~16:30(16:00受付終了)
拝観料金 大人800円、小学生400円
tel 075(491)0019