この観光プランのおすすめポイント

岩手、秋田、宮城の三県にまたがる標高1,627mの栗駒山。
春から初夏にかけてはブナの新緑、夏は高山植物、秋は紅葉と季節毎に豊かな自然を感じることができます。
特に秋はカエデ、ナナカマド、ヤマウルシなどの鮮やかな紅葉が、赤・黄・橙の見事なコントラストを見せてくれます。
紅葉の見ごろは9月下旬~10月中旬です。
このプランでは、いわかがみ平(標高1,113m)から栗駒山山頂へ登頂。下りは名残が原湿原を須川高原(標高1,126m)までトレッキングします。
上りは山頂へ最短距離で登れる中央コース(約90分)または東栗駒コース(約120分)を登りましょう。
中央コース(写真中)は前半は視界の良くない低木帯ですが、登山道3分の2地点から展望が開け、栗駒山の雄大な風景を楽しめます。道は幅広く石畳等でしっかり整備されていて、もっとも安全なコースです。
東栗駒コースは美しい沢登りや雄大な栗駒山を眺めながらの稜線歩きが楽しめる、登山の魅力が凝縮されたおすすめの登山道です。ただし、降雨後は前半の道のりがぬかるみになりやすく、注意が必要です。
下りは東北1と言われる山岳紅葉を眺めながら、産沼コースを約100分歩きます。途中、草紅葉が広がる名残ヶ原湿原(写真下)も通ります。
なお、昭和湖周辺の火山ガスが高濃度であることから、昭和湖や地獄谷周辺は通行止めとなっているので、須川コースは通行できません。
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栗駒山荘は、標高1,100mの須川温泉にある人気のお宿です。
栗駒山荘の露天風呂は、栗駒山の裾野に広がる須川高原の大自然が一望に見渡せる露天風呂。
開放的で野趣あふれるお風呂からは、栗駒山を背景にあたり一面に広がる紅葉の大パノラマが堪能できます。
温泉の泉質は強酸性の明礬緑礬(みょうばんりょくばん)泉です。
日帰り入浴営業時間 10:00~16:00
入浴料 大人750円(1回入浴)
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厳美渓(げんびけい)は、磐井川の浸食によって形成された渓谷で、おう穴・滝・深淵などのダイナミックな景観が約2キロメートルにわたって続いています。
岩肌とエメラルドグリーンの水流、そして川岸を彩る四季が奏でる美しい景色は、国の名勝天然記念物に指定されています。
名物は、岩場のカゴにお金を入れると、対岸からロープ伝いにカゴが飛んでくる「空飛ぶだんご」。ここならではのユニークな風景です。

世界遺産 中尊寺は、嘉祥3年(850)比叡山延暦寺の高僧慈覚大師円仁によって開かれました。
その後、12世紀のはじめに奥州藤原氏初代清衡公によって大規模な堂塔造営が行われました。
国宝建造物第1号の金色堂は、金や螺鈿、漆などをふんだんに使い、堂の内外に金箔を押した「皆金色」の阿弥陀堂で、一見の価値があります。
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