この観光プランのおすすめポイント
エドヒガン系の紅枝垂桜(ベニシダレザクラ)で、大正11年10月12日、根尾谷の淡墨ザクラ・山高神代ザクラなどとともに国の天然記念物の指定を受けた名木です。
樹齢は1,000年以上といわれ、樹高は13.5m、根回りが11.3mの巨木で、近くから見た姿は圧巻です。
開花期には四方に伸びた枝から、薄紅色の小さな花を無数に咲かせ、その様はまさに流れ落ちる滝のように見えることから「滝桜」と呼ばれるようになったとも言われています。
福島市の郊外にある花見山公園は、春になると梅・ハナモモ・桜・レンギョウ・ボケ・モクレンなどの花々が山いっぱいに咲き誇り、山全体がピンク色に染まります。
この美しい風景を写真家の故・秋山庄太郎氏は「福島に桃源郷あり」と絶賛し、毎年通い続けたとか。
花木の生産農家の方が、無料で開放し公開している個人所有の公園で、多くの市民や観光客に親しまれています。
見頃は4月上旬から下旬。まだ遠くの山に雪が残る東北の美しい春。ぜひ足を運びたいものです。
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鳴子温泉郷は、鳴子温泉・東鳴子温泉・川渡温泉・中山平温泉・鬼首温泉の5つの温泉地から構成されます。日本に11種類ある泉質の内9種類もの温泉が湧出する全国的にも稀な温泉地です。
鳴子温泉は温泉郷の中心で、古くから“奥州三名湯”の一つに数えられています。5ヶ所の温泉地で最も大きく、近代的な宿泊施設や食事処、土産物店が賑やかな街並みを形成しています。
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※写真はホテル亀屋の展望大浴場
銀山温泉は、大正時代にタイムスリップしたかのようなレトロな温泉街が人気の温泉です。
大正末期から昭和初期に建てられた木造三層四層の旅館が銀山川の両岸に沿って軒を並べ、大正浪漫あふれる温泉情緒を味わうことができます。
泉質は、ナトリウム―塩化物・硫酸塩温泉で、身体の芯までじんわりと温まります。
二本松城は、戊辰戦争では激しい攻防が繰り広げられ、二本松少年隊の戦死などの悲話を残して落城しました。
この城は、春は桜が咲き乱れ、城全体が霞に包まれたような景色になることから「霞ヶ城」と呼ばれていました。
霞ヶ城公園は、二本松城跡に設置された自然豊かな公園で、春の桜・秋の菊と市民の憩いの場として親しまれています。
毎年4月中旬には、ソメイヨシノをはじめとした大小約2,500本の桜が咲き誇り、桜まつりも開催されます。
船岡城址公園は、明治維新まで柴田氏が居住した館跡で、東北有数の桜の名所として知られています。
4月上旬~中旬には約1,000本のソメイヨシノが咲き誇り、満開時には全山が桜色になります。
山頂から眼下に広がる船岡城址公園の桜や白石川堤の見事な桜並木「一目千本桜」を眺めながら春の風情を満喫できます。
宮城県南部の大河原町を流れる白石川の川堤には延長約8kmにわたる桜並木が続き、一目千本桜と呼ばれています。
4月上旬~中旬には約1200本の桜のトンネルが延々と続き、清流をたたえる白石川と残雪の蔵王連峰を遥かに望む絶景が見られます。
毎年桜の開花時期に合わせて「おおがわら桜まつり」が開催され、お花見屋形船も運航されます。
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