この観光プランのおすすめポイント
トラピスチヌ修道院は、1898年(明治31年)フランスから派遣された8人の修道女によって創立された、日本最初の女子修道院です。
上湯の川の高台に位置し、その美しいレンガ造りの建物と、敷地内の凛とした空気感は、訪れる人の心を惹きつけて止みません。
現在も厳格な戒律のもと、修道女が祈りと労働を中心とした自給自足の生活を送っています。
江戸末期ロシア主教ニコライによって日本で初めてロシア正教が伝導され、ロシアの領事館及び礼拝堂としてこの教会が建てられました。
建物は優美なロシア風ビザンチン様式で、ロマンチックな函館のまちの象徴と言えます。
教会群は坂を上った元町エリアにあるので、函館駅やホテルからはタクシーを利用しましょう。
初代の建物は明治40年の函館大火で焼失しましたが、大正時代に現在の聖堂を再建。国の重要文化財に指定されています。
函館まちあるき 元町散策地図(PDF)はこちら
教会が立ち並ぶ元町エリアの散策の途中、八幡坂(はちまんざか)から青い海、そして記念館として旧桟橋に係留展示されている青函連絡船・摩周丸を正面に望むことができます。
この坂は、CMで老夫婦が手をつなぎながらスキップするシーンのロケ地として評判となり、「チャーミーグリーンの坂」と呼ばれたこともあります。
日経新聞の”観光で訪れたい坂の名所”で日本一に輝いている人気スポットです。
函館山からの夜景は、函館に訪れたならぜひ楽しみたい観光のひとつです。
函館は小さな港町ですが、暗い海にポッカリと浮かんだ函館の街の明かりは宝石箱をひっくり返したようにキラキラと光り輝いて、美しい夜景が眼下に広がります。
街明かりの向こうには、広大な北海道の大地が黒い影となって広がり、半島の突き出た部分に居る私たちも、確かに北海道の大地に上陸したことを実感させてくれます。
函館山へのアクセス、早わかりガイドはこちら
函館朝市は、JR函館駅のすぐそばに飲食店や土産物店が軒を連ねている観光市場です。
もともとは地元向けの生鮮品の市場でしたが、観光客向けに多くの店が立ち並び、連日にぎわっています。
特にウニやイクラ、カニなどをちりばめた函館朝市丼は人気で、各店がしのぎを削っています。
海産物は、宅急便で送ることができます。値切ることを前提に値づけしている場合が多いので、まずは値切ってみましょう。
朝市というくらいですから、早朝から営業して午後2時ごろには閉店してしましいますので、ご注意を。
函館朝市のホームページはこちら
金森赤レンガ倉庫は、港に面した倉庫群を商業施設として活用した施設で、中にはアクセサリーやスイーツのお店が並んでいます。
函館浪漫館では、ちょっとした手作り体験ができます。
色とりどりのガラス棒から好きな色を選び、バーナーで溶かすとんぼ玉づくりや、オリジナルキャンドルづくりが体験できます。
金森赤レンガ倉庫のホームページはこちら
五稜郭(ごりょうかく)は、江戸時代末期に北方防備の目的で造られた日本初のフランス築城方式の星型要塞です。
幕府の海軍副総裁、榎本武揚が率いる幕府軍と明治新政府軍の最後の戦いである箱館戦争の舞台となったことでも有名です。
地上107mの五稜郭タワー展望台からは、函館山や津軽海峡、横津連峰
の山並み、五稜郭の美しい星型をぐるりと見渡すことができます。
大沼国定公園は、函館市内からJRまたはクルマで約1時間の距離にある、広大な森と湖が広がる美しい観光地です。
夏は避暑地として、秋は紅葉の名所として、多くの観光客が訪れます。
大沼の湖畔からは湖面に映える美しい駒ヶ岳の雄姿を眺めることができます。
大沼では遊覧船に乗船しましょう。遊覧船からは大沼を取り巻く美しく雄大な自然を鑑賞できます(約30分。モーターボートなら約10分)
レンタサイクルで湖に沿って走り、大沼プリンスホテルや森林公園をめざしてもいいですね。平坦な道のりですので、女性でも大丈夫です。
大沼と小沼に浮かぶ小島には橋が渡され、周遊コースとして散策も楽しめます。
大沼国定公園の詳しい情報はこちら