この観光プランのおすすめポイント

室生寺は、女人禁制の高野山に対し、古くから女性の参拝が許されていたことから「女人高野」として親しまれています。
現在でも女性からの人気は高く、それは春の桜やシャクナゲ、秋の紅葉、さらに屋外では日本最小の五重塔や、やわらかな表情の仏像など、女性の気持ちをなごませてくれるポイントが多いから。
いつもではないけれど、参道の途中に散った花びらや落ち葉が、ハート型に集められているなどの遊びごころも。
カメラを持って、自然と建築物との調和や、ハート型の花びら・落ち葉を探して、写真に収めながら歩くのもきっと楽しい!
※「ますます訪ねたくなる奈良」より引用

長谷寺(はせでら)は、四季の花々で彩られる「花の御寺(みてら)」として有名な山寺です。
開山徳道上人によって開かれた日本における観音信仰の根本道場でもあります。
ご本尊は、約10mもの高さを誇る日本最大の木造観音像。女性に嬉しい「美」にご利益があるというお守りも。
4月からGWまでは150種、7,000株の牡丹の花(写真)が咲き乱れます。
その後も春から夏にかけて、ハナミズキ、しゃくなげ、クレマチス、あじさいなど様々な花が咲きます。
長谷寺の公式サイトはこちら

安倍文殊院は西暦645年に創建された寺院です。京都・天橋立の切戸文殊、山形の亀岡文殊と共に日本三文殊のひとつです。
入試合格祈願や学業成就、厄除け魔除け祈願を願う人々のお参りが多く見られます。御本尊は「三人寄れば文殊の智恵」の格言で有名な文殊菩薩で、日本最大(7m)、鎌倉時代・1203年に仏師・快慶によって造立されました。
獅子に乗り4人の脇侍を伴う、渡海文殊群像【5像全てが国宝】です。
※奈良県観光公式サイト「なら旅ネット」より引用

新薬師寺は、天平19年(747)に、聖武天皇の病気平癒を祈って光明皇后により創建され、7体の薬師如来像が安置されたと言われています。
かつては七堂伽藍が整った壮大な寺院で、創建当初の建造物として本堂(国宝)が今に残ります。
薬師如来は両脇に日光の2菩薩と、さらにこれらを守る12の武将・十二神将を従えています。
新薬師寺の十二神将立像(国宝)は塑像(そぞう)という土を用いた彫刻で、奈良時代の名品です。
新薬師寺の詳しい情報はこちら

奈良公園は、東大寺や興福寺、春日大社といった奈良の見どころが集まる一帯に広がる公園で、約1,100頭の鹿が暮らしています。
鹿せんべいを売っているお店がありますので、せんべいを買って鹿にやることができます。
公園の奥には、なだらかな芝生の若草山、春日山、高円山などの山々が連なっていて、緑豊かないにしえの古都の風情を感じさせます。

興福寺は奈良公園内にある寺院の一つで、奈良時代に栄えた仏教宗派、法相宗の大本山です。
藤原氏の氏寺として、藤原一族の隆盛とともに発展しました。
広い境内には、東金堂・北円堂・南円堂・五重塔・三重塔・大湯屋・大御堂・国宝館などが立ち並び、仏教彫刻は天平時代や鎌倉時代の名品を数多く保存しています。
特に奈良時代に造られた阿修羅像は有名で、少年のような顔立ちで愁いを含んだ表情は、観る者をくぎづけにさせる魅力があります。

東大寺は、奈良の大仏さまで知られる奈良時代創建の代表的な寺院で、都である平城京に全国の国分寺の中心として建立されました。
大仏殿は世界最大級の木造建造物です。
天平15年(743)に聖武天皇が生きとし生けるすべてのものが栄えるようにと願い、盧舎那大仏(るしゃなだいぶつ)造立の詔を発し、
天平勝宝4年(752)に大仏さまは開眼されました。以降次々と堂塔が建造され、40年近くかけて伽藍が整いました。
その後、幾度となく戦乱に巻き込まれて焼け落ちましたが、現在の伽藍の多くは公慶上人らによって江戸時代に再興されました。
※奈良市観光協会サイトより引用