史跡 佐渡金山
相川金銀山は、16世紀末から20世紀末まで国内最大の金産出量を誇った鉱山で、江戸時代から明治時代半ばにかけては、国が管理し、産出された金は全て貨幣として利用され、長期間にわたり、国の財政を支え続けました。
見学はいくつかのコースに分かれています(個人は予約不要)。
おすすめは、江戸時代の初期に開削された手掘り坑道(写真上)の「宗太夫坑 江戸金山絵巻コース」と、明治32(1899)年に開削され、佐渡金山の近代化に大きく貢献した機械掘り坑道(写真下)の「道遊坑 明治官営鉱山コース」の2つ。
「道遊坑」コースは、道遊の割戸直下の採掘跡、道遊の割戸を間近に見るポイント、高任公園からの道遊の割戸の絶景ポイントと、佐渡金山のシンボルである「道遊の割戸」を存分に堪能することができます。
他にも、ガイド付 産業遺産ツアーやガイド付 山師ツアーなどがあります。
また、「MRグラス」とプロジェクションマッピングによる空間演出を体験できる「ISLAND MIRRORGEコース」(要予約)もあります。
佐渡金山は2024年7月、世界文化遺産への登録が決定しました。
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