秋の上高地を散策(大正池)

大正池から梓川沿いを上って河童橋へ

大正池でバスを降りて、大正池から河童橋手前のホテルまで、約3kmの道のりをゆっくり歩きましょう。
荷物はリュックにまとめてなるべくコンパクトに!
ちなみに河童橋からスタートして最後に大正池に行くと、帰りのバスが満席で乗車できない場合があります。
ですので、大正池バス停を出発地点にすることをおすすめします。

大正池
大正池は、大正4年、焼岳が噴火した際に土砂が梓川をせき止めてできた池です。
河原にあった木は水につかって枯れ木立になり、神秘の景観をつくりだしています。
鏡面のような美しい水面に雄大な穂高の姿を映す大正池。
山頂付近に雪が降る時期と紅葉の時期が重なると、雪と紅葉、常緑樹の3種類のグラデーションが楽しめます。
早朝の朝靄の幻想的な景色も人気です。

田代湿原・田代池
原生林の中にひっそりと佇む田代池と田代湿原は、ぜひ立ち寄りたいスポット。
特に秋の紅葉の時期は、カツラやシラカバ、カラマツなどが色づき、刻一刻と移り変わる紅葉の木々が神秘的な景色をつくります。

田代池からは穂高橋・田代橋を渡り、自然探究路を進みます。

ウェストン碑
穂高橋・田代橋を渡ると、上高地を世界に紹介したイギリス人宣教師・登山家、ウォルター・ウェストンのレリーフがあります。
ウォルター・ウェストンは、明治の中ごろ、日本各地の山を制覇したイギリス人で、上高地も訪れ、山の案内人の上條嘉門次とともに北アルプスにも登りました。
その後「日本アルプスの登山と探検」という本を書いて上高地を世界に紹介しました。
趣味としての山登りを日本に根付かせたということで、「日本近代登山の父」と呼ばれています。
ウェストンからは、梓川の川辺に沿って歩き、ホテルをめざしましょう。

上高地のウォーキングコースの詳しい情報はこちら

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