この観光プランのおすすめポイント

妻籠宿(つまごじゅく)は、全国で初めて古い町並みを保存した宿場町で、現在、国の重要伝統的建造物群保存地区(昭和51年)に選定、「郷土環境保全地域」(昭和56年)の指定を受けています。
国道はここから大きく西側にそれ、妻籠宿から馬籠峠へ向かう道はひっそりとした趣のある道となっています。
枡形の町並みの中は古い建物が残され、常夜燈や水場も宿場の面影を偲ばせています。高札場も復元され、江戸時代の民家(熊谷家)も残っています。

明治8年、荒れたままになっていた高遠城址を何とかしようと、旧藩士達が馬場の桜を城址に移植したのが公園の桜の始まりです。
高遠の桜は、タカトオコヒガンザクラで、ソメイヨシノより少し小ぶりで赤みのある花を咲かせます。
園内には約1,500本もの桜があり、「さくら名所100選」にも選ばれています。
満開時には公園全体が薄紅色に染まり、白いソメイヨシノとは一味違った桜を楽しめます。
見頃は4月上旬~中旬で、城址公園がピンクに染まる花のシーズンには、約25万人の観光客が訪れます。
高遠さくら祭り
開催期間 例年4月上旬~中旬(予定)
入園料 大人500円、子供(小・中学生)250円
ライトアップは、日没~22:00に行われます。
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春日城跡は天文のはじめ平家の末流春日大和守重慶によって築城され、天文10年織田信忠の軍によって焼失したと伝えられています。
春日城跡には本丸、二の丸などに約200本のソメイヨシノとコヒガンザクラが植えられ、4月上旬~中旬の桜の開花時期には多くの観光客が花見を楽しみます。
満開の桜の下に広がる伊那の街並み、遠く白雪に輝く南アルプスは、素晴らしい眺めです。

光前寺(こうぜんじ)は、不動明王を本尊とする長野県内屈指の大寺で、霊犬 早太郎伝説や光苔の寺として有名です。
境内には、仁王門から大講堂付近を中心に約70本のしだれ桜が植えられ、満開の時期には付近は桜色に彩られます。
参道両側にある石垣の石の間で光る光苔は、4月中旬~10月下旬に見られます。
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