この観光プランのおすすめポイント
島原から諫早まで約1時間。有明海を望む島原鉄道でローカル線の旅を楽しみましょう。
海のすぐそばを走っているので、車窓からは有明海の雄大な景色を眺めることができます。
潮の風に吹かれ、のんびりと揺られながら窓外に広がる海を望む贅沢なひとときを味わってください。
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「しまてつカフェトレイン」は、島原鉄道の観光列車です。
11時過ぎに諫早駅を出発。島原半島ののどかな風景を眺めながら、地元のグルメやスイーツがいただけます。
土・日曜日に運行され、日によってランチコースとスイーツコースのいずれかのカフェトレインが走ります。
カフェトレインは途中、“日本一海に近い駅”といわれる大三東(おおみさき)駅に停車します。
列車から降りて目の前に広がる有明海の美しい景色と幸せの黄色いハンカチを背景に記念撮影を行ったり、列車の中で海を眺めながらゆっくりとティータイムを過ごせます。
カフェトレインのチケットには、島原の観光スポット「島原城」と「湧水庭園 四明荘」へ入場できる特典が付いています。
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島原市は古くから「水の都」と呼ばれていて、雲仙山系に涵養された水が市内随所から湧出することから、島原湧水群として全国名水百選に選定されています。
武家屋敷水路、鯉の泳ぐまち、浜の川洗い場などその数は約50ヶ所。長年の歳月をかけて地下水脈を通って自噴する湧水は適度な炭酸ガスを含んだ名水でもあります。
下新町町内会では、豊かな湧き水を観光に活かそうと町内の清流に錦鯉を放流し、町内会や子供クラブがお世話をしています。
しまばら水屋敷
島原のまちの散策の途中で立ち寄りたい場所が「しまばら水屋敷」。
藩政時代の豪商、中山要衛門の別邸として建築された屋敷で、1階の喫茶処で湧水を利用した島原名物かんざらしと抹茶が味わえます。
縁側できれいな湧水を眺めながらゆっくりとした癒しの空間を楽しむことができますよ。
しまばら水屋敷の詳しい情報はこちら
湧水庭園「四明荘」
明治後期に別邸として建築された屋敷で、四方の眺望に優れていることから「四明荘」と名づけられました。
色とりどりの鯉が泳ぐ庭園の池は、一日に約1,000トンもの水が湧いているそうです。
座敷は正面と左側面の二方が池へ張り出していて、縁側に座るとまるで池の上に浮かんでいるように感じます。
四明荘の詳しい情報はこちら
島原城は1618(元和4)年から、松倉豊後守重政が4年ないし7年の歳月をかけて築いたものです。五層天守閣を中核に、大小の櫓を要所に配置した、安土桃山期の築城様式を取り入れた壮麗な城でした。
その後、明治維新の際に解体されました。
現在の島原城は1964(昭和39)年の建築で、復元されたものです。
キリシタン史料館では、島原の乱で有名な天草四郎の絵姿など、禁教時代の資料を見学できます。
桜の見ごろは例年3月下旬~4月上旬で、島原城を一周する1.2kmの堀端に250本の桜が咲きます。
島原半島の中心に位置する雲仙温泉は、明治の頃に外国人の避暑地として開かれた国際的な保養地です。
お湯は硫黄を含んだ強い酸性泉で、温泉の最高温度は98℃。
主成分は鉄イオン、アルミニウムイオン、硫酸イオン。リュウマチ、糖尿病、皮膚病に効果があります。
至る所から高温の温泉と噴気が激しく噴出し、強い硫黄臭が漂う雲仙地獄は、雲仙温泉ならではの風景です。
大浦天主堂は1864年にフランス人・プチジャン神父によって建立された日本最古の教会堂で、国宝に指定されています。
長崎居留地の中に在留外国人のために建設した教会堂ですが、ここで隠れキリシタンが発見されたことは、「信徒発見」として語り継がれています。
江戸時代、250年もの長い間代々キリストへの信仰を守り続けてきた隠れキリシタンと呼ばれる信者達が、教会ができたことでプチジャン神父に信者だと告白したことは、信仰の奇跡と呼べるかもしれません。
江戸幕府の倒幕に燃える幕末の志士たちは、当時唯一異国との貿易があった長崎で、鉄砲などの武器を調達します。
その武器類を提供して財を成したのが、遠くスコットランドから渡来したトーマス・ブレーク・グラバーです。
グラバーは1863年に長崎の南山手の丘に住まいを建設。
グラバーをはじめとするオランダの商人たちは、長崎に多くの洋館を残しました。
グラバー園は、こうした洋館(旧グラバー住宅・旧リンガー住宅・旧オルト住宅など)を丘の上に移築復元したものです。
グラバー園からは、長崎港を行きかう船や対岸の三菱重工の巨大なドックが一望できます。
丘の上にありますが、園内の動く歩道などを使えばどなたでも観光できます。
長崎の刺身はどれも獲れたてが多いから、脂がのった旨さだけでなく、新鮮な魚が持つ食感までを楽しめます。長崎の魚のうまいお店の情報はこちら
雑魚屋 長崎思案橋店
個室中心のスタイリッシュな空間でとれたての地魚を味わえるお店。
店内にはいけすがあり、五島灘を中心に広がる長崎の海から運ばれた魚が泳いでいます。
新鮮な長崎アジや活イカはもちろん、カタクチイワシ、ベラといった魚も刺身でいただけます。
創作料理は、活魚の姿づくりをはじめ、アジのなめろう、雑魚屋風たこ焼き、サザエの香草バター焼きなどこだわりの品々がそろっています。
雑魚屋のホームページはこちら
長崎に泊まるなら、稲佐山からの長崎夜景観賞は欠かせません。
稲佐山の標高333メートルの山頂展望台からは、宝石をちりばめたような美しい1000万ドルの夜景が広がります。
長崎の夜景は2012年に開催された「夜景サミット2012 in 長崎」において、香港、モナコと共に「世界新三大夜景」に選ばれました。
稲佐山山頂の展望台は、2011年4月にリニューアルオープン。屋上全体に散りばめられた照明が光の空間を演出し、ロマンチックなムードを盛り上げます。
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世界遺産の「端島(はしま)」は、長崎港から南西に約19㎞の沖合いに位置する島で、その姿から通称「軍艦島」と呼ばれています。
軍艦島は、明治から昭和にかけて海底炭鉱によって栄え、大正5年には日本初の鉄筋コンクリート造高層集合住宅が建築され、最盛期には5,000人もの人が住んでいました。
1974年、国のエネルギー政策の転換から炭鉱は閉山。今は廃墟となった高層鉄筋コンクリートが立ち並ぶ島は、「明治日本の産業革命遺産」の 構成資産の一つとして、保護されています。
長崎港から各社の軍艦島上陸ツアーが運航されています(所要時間:約2時間半)。
軍艦島上陸ツアーの詳しい情報はこちら