この観光プランのおすすめポイント
哲学の道(てつがくのみち)は、南禅寺付近から銀閣寺まで南北に延びる琵琶湖疏水沿いの約1.5kmの小道です。疏水の両岸には桜が植えられ、春や紅葉の秋は多くの観光客でにぎわいます。
哲学者の西田幾多郎がこの道を散策しながら思索にふけったことからこの名がついたと言われています。落ち着いた風情の中に、茶店や小物の店もいくつかあり、地元のデートスポットにもなっています。
哲学の道界隈のおすすめ紅葉散策コース(JR東海)はこちら
南禅寺は臨済宗南禅寺派の大本山です。
枯山水の庭園も見事ですが、桃山時代の小書院を移した小方丈(国宝)は、特に趣ある佇まいで心が落ち着きます。
大方丈と小方丈は、合わせて130面を越える狩野派の襖絵で飾られています。中でも小方丈の虎の間の襖に描かれた狩野探霊の「水呑みの虎」は傑作として有名です。
東福寺は、京都五山の一つで京都でも指折りの紅葉の名所で、11月下旬にはカエデを中心に境内は約2000本の紅葉に彩られます。
本堂と開山堂を結ぶ橋廊「通天橋」の一帯は、洗玉澗(せんぎょくかん)と呼ばれる渓谷で、素晴らしい紅葉の景色を一望できます。
そのため、紅葉のシーズンには凄い賑わいとなります。
醍醐寺は、京都駅からバスで30分ほどかかる場所にあるため、観光客が比較的少なく、ゆっくりと紅葉を楽しむことができます。
醍醐寺にはモミジ・イチョウ・コナラ・リョウブなどの落葉広葉樹が多く、これらの樹々が11月には色づき始め、見事な紅葉を見せてくれます。
仁王門から続くもみじのトンネルや朱塗りの弁天堂と周囲の紅葉が映える弁天池が、紅葉の名所です。
醍醐寺では毎年11月中旬~12月上旬に秋期夜間拝観が行われます。
観音堂が建つ池の一帯や伽藍の紅葉が灯りに照らされ、僧侶の読経も加わって境内は幻想的な雰囲気に包まれます。
八坂神社から円山公園を抜けてゆるゆると坂を上っていくと、京都を代表する寺院、清水寺に到着します。
「清水の舞台から飛び降りる」の語源となった本堂の舞台は何回訪れても「あゝ、京都に来たな」という感動を与えてくれます。
平成6年(1994)にユネスコ世界文化遺産「古都京都の文化財」のひとつとして登録されました。
嵐電嵐山駅のすぐ目の前に広大な敷地を誇る天龍寺があります。
天龍寺の見どころは、夢想疎石がつくったといわれる嵐山と亀山を巧みにとり入れた池泉廻遊式庭園です。
約700年前の夢窓国師作庭当時の面影をとどめており、わが国最初の史跡・特別名勝に指定されています。
天龍寺は「古都京都の文化財」のひとつとして世界遺産に登録されています。
嵐電嵐山駅から天龍寺に向かって右脇の小道を進み、風情ある竹林を抜けると、常寂光寺に到着します。境内は小倉山の麓から中腹まで広がり、紅葉の時期は境内全体が鮮やかな紅葉で彩られます。
本堂へと石段を上っていくと、やがて紅葉に囲まれて立つ多宝塔(重要文化財)が姿を現します。ここから眼下に嵯峨野を一望できます。
嵯峨野トロッコ列車は、京都、嵯峨野を基点に保津川渓谷に沿って丹波亀岡に至る7.3kmをおよそ25分で結ぶ観光列車です。
カラーリングされたディーゼル機関車に引かれる5両編成の客車は、ノスタルジックなデザインに懐かしい木製の座席、5号車には窓ガラスを取り外した超オープン車両『ザ・リッチ号』が接続されています。
四季折々の保津川の表情を感じることができます。
嵯峨野観光鉄道の詳しい情報はこちら