崎津集落

崎津集落

天草の﨑津集落は、江戸時代の禁教期、仏教・神道・キリスト教が共存するかたちで漁村特有の信仰を育んだ集落です。
戦国時代にイエズス会修道士アルメイダによって布教が開始され、ほとんどの村人がキリスト教徒となりました。
その後、江戸幕府は禁教令を発布。信徒への迫害が強まるなかでも、﨑津集落には多くの潜伏キリシタンが信仰を続けました。
禁教令により宣教師は追放され、1637年には厳しい弾圧、幕府の苛政や飢饉を契機として島原・天草一揆が勃発しています。

1873年キリスト教解禁後にカトリックに復帰した潜伏キリシタンは、最初に﨑津諏訪神社の下に木造教会を建てました。
その後、禁教期に絵踏みが行われた﨑津吉田庄屋役宅跡に、現在の﨑津教会が建てられました。
これはキリシタン弾圧を象徴する場所に教会を建てたいというハルブ神父の強い願いによるものです。
崎津教会は潜伏キリシタンの復活の象徴として崎津集落のシンボルとなっています。
﨑津教会の拝観には事前予約が必要です。詳しい情報はこちら
※﨑津教会は信仰の場です。堂内・外では静かにしましょう。また、宗教行事を行っている際には、見学はご遠慮ください。

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