春国岱

春国岱

春国岱(しゅんくにたい)は、海流により運ばれてきた砂が数千年をかけて堆積した全長8kmの砂の島です。
別名「奇跡の島」と呼ばれ、野付半島で有名なトドワラのような、立ち枯れた木々や、湿地にはエゾカンゾウやセンダイハギなどさまざまな植物が手付かずの自然のまま見られるところです。
豊かな自然環境に恵まれ、特別天然記念物のタンチョウ、天然記念物のオジロワシ、クマゲラなど貴重な鳥たちが繁殖しています。
また、春と秋の渡りの時期には、オオハクチョウやカモのなかま、シギ・チドリのなかまなど60種類、数万羽の渡り鳥たちが訪れます。

春国岱駐車場から、ヒバリコース(1.2km/徒歩約25分)、ハマナスコース(片道1.4km/徒歩約30分)を歩くのがおすすめ。
ヒバリコースの北側はエゾノコウボウムギの草原が広がり、春から秋にかけてヒバリが多く見られます。
南側は湿地帯でオオシバナ、アッケシソウ、ウミミドリなど塩性湿地の植物がみられます。
続くハマナスコースは、北側の砂丘にさまざまな野草が咲きます。南側の湿地(中谷地)にはカモ類、シギ・チドリ類(いずれも春と秋)が羽を休め、時折タンチョウがエサをとりに姿を見せます。
なお、夏の春国岱には蚊が生息しているので、長袖長ズボンで防虫スプレーを使いましょう。

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