豊臣秀吉の花見の舞台として有名な「醍醐寺」
京都の東南部に位置する世界遺産 醍醐寺は、桜の花で有名です。
春の彼岸に憲深林苑で咲き始める、かわづ桜をかわきりに、しだれ、ソメイヨシノ、山桜、八重ザクラ、そして、三宝院の大紅しだれと金堂わきに大山桜が咲き終わるまで約3週間、醍醐寺では様々な桜が咲き誇ります。
慶長3年(1598)の春、豊臣秀吉はここで盛大な花見を行いました。
秀吉は、花見に際して畿内から700本の桜を植え、三宝院の建物と庭園を造り、盛大な宴を開いたと云われています。
花見には息子・秀頼や正室・北政所(きたのまんどころ)、側室の淀、三の丸など女房衆1300人余りが参加したといわれています。
この故事にならって、毎年4月の第2日曜日に「豊太閤花見行列」が開催され、終日境内は賑わいます。
京都市伏見区醍醐東大路町22
拝観時間 9:00~17:00(冬期は~16:00)
拝観料 伽藍(金堂・五重塔 等)、三宝院庭園、醍醐寺霊宝館 各大人600円、中高生300円
tel 075(571)0002