この観光プランのおすすめポイント

箱館港の開港にともない、防衛を強化するために松前藩が構築した陣屋の跡地です。
桜の見頃の5月上旬〜中旬には、ソメイヨシノやエゾヤマザクラなど約10種類、約600本の桜が咲き誇ります。
入口までの桜のトンネルは見事。
見頃の時期には陣屋桜まつりが開催され、花見を楽しむ人々でにぎわいます。

五稜郭(ごりょうかく)は、江戸時代末期に北方防備の目的で造られた日本初のフランス築城方式の星型要塞です。
幕府の海軍副総裁、榎本武揚が率いる幕府軍と明治新政府軍の最後の戦いである箱館戦争の舞台となったことでも有名です。
地上107mの五稜郭タワー展望台からは、函館山や津軽海峡、横津連峰
の山並み、五稜郭の美しい星型をぐるりと見渡すことができます。

函館山からの夜景は、函館に訪れたならぜひ楽しみたい観光のひとつです。
函館は小さな港町ですが、暗い海にポッカリと浮かんだ函館の街の明かりは宝石箱をひっくり返したようにキラキラと光り輝いて、美しい夜景が眼下に広がります。
街明かりの向こうには、広大な北海道の大地が黒い影となって広がり、半島の突き出た部分に居る私たちも、確かに北海道の大地に上陸したことを実感させてくれます。
函館山へのアクセス、早わかりガイドはこちら

松前城は、松前町福山の台地に築かれた平山城で、近世に築城された北海道唯一の城郭です。
松前の桜は250種1万本を超すと言われ、全国でも屈指の花見どころ。
松前城から寺町、第二公園一帯は4月半ばの冬桜から五月下旬の普賢象まで、様々な桜が競い合うように咲き誇り、光善寺の樹齢300年近い血脈桜、松前城の雨宿、龍雲院の蝦夷霞桜など見事な名木を鑑賞できます。
松前さくらまつりは4月下旬からゴールデンウィーク期間に開催され、武者軍団パレード、松前物産フェア、郷土芸能の披露など楽しいイベントも楽しめます。

松前藩の祖である武田信広公が「コシャマインの戦い」を制し、15世紀後半(応仁の乱と同時期)に夷王山の中腹で築いたのが、山城と交易都市を兼ねる城郭「勝山館」です。
その跡地は整備され「史跡 勝山館跡」として無料公開されています。
※「旬感 千年北海道」より引用

江差は、ニシン漁とその取引で繁栄を築いた港町で、今でも数多くの歴史的な文化的遺産が残されています。
江差町では、旧国道沿いの「いにしえ街道」を整備して、明治初期まで盛んに行われた檜材とニシン取引に関連した問屋、蔵、商家、町屋などを保存し、一部を公開しています。
ニシン漁の網元横山家は、現在まで200年以上続いている旧家で、歴史的記念物となってしまった民家が多い中で、横山家では現在も8代目が住んでおり、数多くの生活用品が残されています。
横山家では、かつて江差から北前船によって日本海を経由して京都に伝わったニシンそばをいただくこともできます。

江戸末期ロシア主教ニコライによって日本で初めてロシア正教が伝導され、ロシアの領事館及び礼拝堂としてこの教会が建てられました。
建物は優美なロシア風ビザンチン様式で、ロマンチックな函館のまちの象徴と言えます。
教会群は坂を上った元町エリアにあるので、函館駅やホテルからはタクシーを利用しましょう。
初代の建物は明治40年の函館大火で焼失しましたが、大正時代に現在の聖堂を再建。国の重要文化財に指定されています。

函館朝市は、JR函館駅のすぐそばに飲食店や土産物店が軒を連ねている観光市場です。
もともとは地元向けの生鮮品の市場でしたが、観光客向けに多くの店が立ち並び、連日にぎわっています。
特にウニやイクラ、カニなどをちりばめた函館朝市丼は人気で、各店がしのぎを削っています。
海産物は、宅急便で送ることができます。値切ることを前提に値づけしている場合が多いので、まずは値切ってみましょう。
朝市というくらいですから、早朝から営業して午後2時ごろには閉店してしましいますので、ご注意を。
函館朝市のホームページはこちら

トラピスチヌ修道院は、1898年(明治31年)フランスから派遣された8人の修道女によって創立された、日本最初の女子修道院です。
上湯の川の高台に位置し、その美しいレンガ造りの建物と、敷地内の凛とした空気感は、訪れる人の心を惹きつけて止みません。
現在も厳格な戒律のもと、修道女が祈りと労働を中心とした自給自足の生活を送っています。