この観光プランのおすすめポイント
廬山寺(ろさんじ)は、紫式部の邸宅跡として知られています。
紫式部の代表作「源氏物語」などは、ほとんどこの地で執筆されました。
本堂には源氏物語絵巻や紫式部日記(ともに国宝・複製)、若紫の掛け軸、源氏物語の場面が描かれた貝合わせなど、紫式部や源氏物語にゆかりのある貴重な宝物が展示されています。
物語にちなんだ桔梗のお寺としても有名で、6月~9月初旬には本堂前の「源氏の庭」に紫色の可憐な花が咲きます。
廬山寺のホームページはこちら
京都市の北に位置する、上賀茂(かみがも)神社。正式な名称を「賀茂別雷(かもわけいかづち)神社」といいます。
神社のすぐ側には賀茂川が流れ、神社の裏手には山がそびえるなど、自然豊かな場所にあります。
京都で最も古い神社で、あらゆる災難を除く厄除けの神として信仰されています。
厄除、方除、開運、雷除、災難除、必勝の神様として古くから信仰され、平安時代には「源氏物語」の作者、紫式部も参拝しています。
境内にある片岡社(かたおかのやしろ)は、縁結びの神様として知られています。
紫式部の歌に「ほととぎす声まつほどは片岡のもりのしづくに立ちやぬれまし」(ホトトギス(未来の旦那様)の声を待っている間は、この片岡の社の梢の下に立って、朝露の雫に濡れていましょう)と詠まれています。
十二単姿の姫の絵柄の「片岡絵馬」は女性に人気です。
石山寺は、「源氏物語」のはじまりの地として有名です。
紫式部はお仕えしていた中宮・彰子の要望を受け、新しい物語を作るために石山寺に七日間参籠していました。
その時、琵琶湖の湖面に映った十五夜の月を眺めて、須磨の「今宵は十五夜なりけり」の一節を書き出したことが、「源氏物語」の始まりだったと言われています。
他にも、多くの歌人や俳人たちが文学を紡いだ石山寺。創作意欲が刺激されること間違いなしの観光スポットです。
また、境内に四季折々の花が咲き誇ることから、「花の寺」としても知られています。
※琵琶湖ホテルのホームページより引用
びわこ大津の三井寺(みいでら)は、天台寺門宗の総本山。正式には園城寺(おんじょうじ)といいます。
平安時代から続く歴史ある名刹で、境内に今も湧き続ける「三井の霊泉」が天皇の産湯に使われ「御井(みい)」と呼ばれたことから、三井寺と名付けられたとされています。
国宝の金堂は、慶長四年(1599年)に豊臣秀吉の正室、北政所によって再建されたものです。
金堂の近くには近江八景「三井の晩鐘」で名高い鐘をつるす鐘楼があります。この鐘は日本三名鐘のうちの1つに数えられるものです。
風情ある三井寺境内は数々の時代劇ロケ地にもなっています。