この観光プランのおすすめポイント
夜行バスで早朝に大清水に到着。ハイキングをスタートします。
このプランでは、尾瀬沼や大江湿原、尾瀬ヶ原といった尾瀬の人気スポットをたっぷりと散策できます。
大清水から樹木の茂る林道をひたすら登り、途中一ノ瀬で休憩をとっておよそ2時間、三平峠までの道のりはちょっと体力が必要です。
荷物はなるべく軽くしてリュックを背負いましょう。
三平峠を過ぎればやがて尾瀬沼が見えてきます。
遠くには燧ヶ岳の美しい稜線が現れ、至る所に湿原が点在する湖畔の風景に「尾瀬に着いた!」という感動が広がります。
ここからは平坦な湿原を散策します。尾瀬沼や大江湿原、尾瀬沼ビジターセンターをゆっくり散策しましょう。
尾瀬沼からは、白砂峠を経て尾瀬ヶ原の見晴十字路を目指します。尾瀬の小屋へは早めにチェックイン。宿周辺でのんびりして早朝から歩いた疲れを取りましょう。
尾瀬のシーズン毎の表情はこちら
静かで落ち着いた雰囲気の尾瀬沼は、周囲に点在する大小の湿原や沼越しに見る東北最高峰の火山・燧ヶ岳など、雄大で美しい景色が楽しめます。
尾瀬ヶ原に比べ標高が260mほど高いこのエリアは、春から夏の花は1週間ほど遅く咲きます。
尾瀬沼ビジターセンターで尾瀬の花の情報を調べてから散策しましょう。
沼山峠から尾瀬沼までのコースガイドはこちら
大江湿原は沼山峠を降りたところから南西に向かって尾瀬沼まで続く長さ1.5キロ、幅250メートルの沼周辺で最も大きな湿原です。
平坦な木道が尾瀬沼へと続く細長い湿原で、7月には黄色の絨毯を敷きつめたようなニッコウキスゲが一面に広がります。
ワタスゲやニッコウキスゲの群生のほか、ハクサンチドリ、ヒオウギアヤメ、ヤナギランなどの可憐な高山植物が咲いています。
尾瀬の短いシーズンの幕開けにふさわしい純白の姿「水芭蕉」が咲くのは5月下旬~6月中旬。
7月下旬~8月初旬には黄色のニッコウキスゲの花が湿原に咲き乱れ、尾瀬は夏を迎えます。
心地よい爽やかな風が吹く尾瀬を訪ねてみませんか。
鳩待峠からスタートして尾瀬ヶ原を歩くコースは、尾瀬を訪れるハイカーのおよそ半数が利用する人気のルートです。
ブナの原生林を抜けると、爽やかな風が吹く尾瀬ヶ原の湿原が目の前に広がります。
牛首分岐で折り返し、鳩待峠まで戻るプランで約4時間みておきましょう。
コースのほとんどは木道が整備されていて歩きやすくなっています。また、途中には山小屋や休憩所、トイレ、ベンチも完備されていて、初心者でも尾瀬の雄大な自然を満喫することができます。
もちろん、天候や体力の様子を見ながら、ショートカットしたり、足を延ばしたり、行程のアレンジも自由にできます。