この観光プランのおすすめポイント
瀬戸内海に浮かぶ芸予諸島を橋で結ぶ「瀬戸内しまなみ海道」。その「しまなみ海道」にある全長約70kmのサイクリングコースは、日本で初めての海峡を横断できる自転車道です。
自然美溢れる景色が楽しめるサイクリングコースを持つ「しまなみ海道」は、「サイクリストの聖地」と呼ばれ、CNNの「世界7大サイクリングコース」の1つに選ばれました。
美しい景観と共に、島ごとの歴史や文化を感じながら、芸予諸島を自転車で巡ることができます。
「しまなみ海道」沿線には、自転車が借りられるレンタサイクルターミナルや休憩のできるサイクルオアシスが幾つもあり、気軽にサイクリングが楽しめます。
この観光プランでは、初日に向島から生口島(瀬戸田港)までの約30kmのサイクリングコースを走り、2日目に生口島から今治までの残り約45kmを走って、しまなみ海道を走破します。
瀬戸内しまなみ海道のサイクリングコース(全体図)はこちら
ジャイアントストア尾道は、サイクリストに必要なサービスを提供する複合施設「ONOMICHI U2」内にあるサイクリング用品の専門店です。
本格スポーツバイクがレンタサイクルとして用意されています。
おすすめはクロスバイク。軽くて快適に操作しやすく、初心者でも乗りやすい自転車です。
レンタサイクル料金は、クロスバイクで5時間3,000円です。
周辺自治体が提供しているレンタサイクルに比べて料金設定は高めですが、スタッフがメンテナンスした最新モデルのバイク(ヘルメット付)を借りられるとあって人気です。
あらかじめ、お店に電話予約しておきましょう。
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尾道駅から徒歩5分の距離にあるレンタサイクルターミナル。
こちらは電動自転車も借りられます(料金6時間以内 1,500円)。
あらかじめ(利用日の4日前まで)予約することができますので、予約しておきましょう。
WEB予約はこちらから
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向島の中心部から国道317号線を西へ向かいます。
途中、みかん狩りセンターがあり、11月にはみかん狩りが楽しめます。
島の西側の海岸線を南下したら、因島大橋が見えてきます。
向島の南側に位置する立花海岸は、しまなみ海道沿線の島々の中でも数少ない自然の海浜です。
向島はぐるり自然海浜に囲まれていますが、立花の海岸線は優美で、特に因島大橋を望む景色は立ち寄る価値ありです。
因島大橋は1983年に、本州四国連絡橋の最初の吊橋として 完成しました。中央支間長770mは完成当時日本最長でした。
全長1,270mの橋は2層構造になっていて、下の部分は徒歩や自転車などでも通行することができます。
海面から高さ50mのところを走るので、橋への上り坂(自転車専用道路があります)は最大の難関です。
因島大橋記念公園にある「はっさく屋」で、名物のはっさく大福を食べてみましょう。
はっさく大福は、因島発祥の八朔の実を白餡とみかん餅で包んだ大福です。
大福は、因島・生口島で育った八朔を契約農家から直接仕入れ、素材を最高のおいしさに引き立てるよう、ひとつひとつ、すべて職人さんたちの手作業で作られてます。
一口食べてみると、ジュワッとあふれ出すはっさくがジューシー。
白餡の上品な甘さとはっさくの独特の苦さのコラボレーションを楽しんでください。
はっさく屋のホームページはこちら
瀬戸田は瀬戸内の温暖な気候、地の利を活かした柑橘類の生産が盛んで、国産レモンの35%は瀬戸田町で生産されています。
「この島の自然と都会の人々を結ぶ掛け橋になりたい」そんな思いで始めたのが「瀬戸田ジェラート ドルチェ」です。
「地産地消」をコンセプトに、地元で作られたフルーツや素材を使った身体によくて美味しいジェラート。
美しい瀬戸田の自然とともに多くのお客様に感動を届けたい…それがドルチェの願いです。
作りたてのジェラートを味わっていただくために工場にショップを併設しています。
テラスの前に広がる瀬戸内海の美しいパノラマ。潮の香り、心地よい風、日常を離れてゆったりとした時間をお楽しみください。
※しまなみドルチェのホームページより引用
瀬戸田を歩いていると、いたるところに現代アートを見つけることでしょう。
これらの作品は、推薦されたアーティストが島のなかにみずから場所を選び、風景から受けたインスピレーションを形にし、設置されたものです。
1989年から開催された世界一小さなアートプロジェクト「瀬戸田ビエンナーレ」によって設置された17作品。
島の風景に溶け込んでいて、遊び心と芸術性を兼ね備えた作品ばかり。
耕三寺(生口島)
耕三寺(こうさんじ)は、実業家「金本福松」氏(のちに耕三寺耕三に改名)が母親の故郷で、菩提追悼のために自ら僧籍に入り菩提寺として30年かけて建立したお寺です。
耕三寺博物館には、日光東照宮の陽明門や宇治平等院など日本各地の有名な建造物を本物そっくりにつくった建物があります。
また、隣接する未来心の丘は、広さ5,000平方メートルにもおよぶ白い大理石の庭園で、地中海の島にいるような錯覚を覚えます。
※尾道市のホームページより引用
多々羅(たたら)大橋は、しまなみ海道の尾道側から4番目の橋で、広島県と愛媛県との県境にかかる斜張橋です。
国内最長1,480m、海面から48mの大きな橋で、白い巨大な塔から伸びた、たくさんのケーブルが橋桁を支えています。
橋の上まで来ると上り下りが少ないから自転車は走りやすく、まさにサイクリング初心者向き♪
途中、橋の支柱の下で手を叩くとパーンと空に向かい反響していくような「鳴き竜体験」も楽しめますよ。
大島の来島海峡に面した「道の駅 よしうみいきいき館」は、来島海峡大橋を眺望しながら、新鮮な魚介類が味わえる七輪バーベキューがおすすめ!
さざえやはまぐり、イカ、魚など活きた食材を選んでその場でさばいてもらい、七輪の炭火でじっくり焼いて食べます。魚介類はもちろん、肉や野菜も楽しめます。冬はカキの食べ放題メニューも登場します♪
また、レストランでは、海鮮丼やお刺身定食も提供しています。
道の駅 よしうみいきいき館のホームページはこちら
最も愛媛県側にある来島海峡大橋は、全長4,105mの世界初の三連吊橋で、しまなみ海道で最大の規模を誇ります。
自転車歩行者道が設けられていて、橋の上からは、瀬戸内海国立公園の景勝地として有名な来島海峡の眺めが楽しめます。
橋の一番高い所から海面までは高さ65mもあり、はるか下の海を見下ろしながら走るサイクリングは爽快です。
来島海峡は瀬戸内海の三急潮として知られており、橋からは渦潮を見ることもできます。
尾道は、瀬戸内海に面した小さな町でありながら、レトロな建物が残る情緒あふれる人気の観光スポットです。
坂の街、文学の街、映画の街など様々な表情を持ってますが、最近ではたくさんの猫がのんびり暮らす癒しのスポットとして猫好きに注目されています。
「猫の細道」には、あちらこちらにカワイイ「福石猫」がちょこんと置かれていて、とっても癒されます。
また、古い建物がリノベーションされて、おしゃれなカフェに生まれ変わり、散策の合間の憩いの場となっています。
まずは尾道駅から尾道商店街を通って千光寺ロープウェイ山麓駅をめざしましょう。
ロープウェイに乗れば、約3分で千光寺公園に到着。山頂の公園からは、尾道の街並みや瀬戸内の風景が眼下に広がります。
千光寺山ロープウェイの詳しい情報はこちら
千光寺から参道を下りながら、左右に点在する観光スポットに立ち寄ってみましょう。
ネコノテパン工場
光明寺付近の坂道の途中にある人気のパン屋さん。
古民家を利用した可愛らしいお店で、大人1人が入るといっぱいになる小さなスペースに、焼きたてのパンが並べられています。
クロワッサンなど人気のパンは正午過ぎには売り切れてしまうことも。
ネコノテパン工場の詳しい情報はこちら
空猫カフェ
「尾道空き家再生プロジェクト」で生まれたカフェで、ネコノテパン工場の面した小道を上っていった小高い場所にあります。
古民家を利用して作られたカフェなので、田舎のおばあちゃん家に帰ってきた~という感じでとてもリラックスできます。
縁側からは、尾道水道を一望!がんばって坂道を上ってきた人へのご褒美です♪
金曜~日曜日の週末のみの営業なので、ご注意を。
空猫カフェの詳しい情報はこちら
ONOMICHI U2は、尾道水道に面した倉庫を改装したレストランやカフェ、セレクトショップなどが入った複合施設です。
天然酵母の焼きたてパンを販売する「Butti Bakery」、カフェスペースの「Yard Cafe」、カウンターバーの「KOG BAR」、そしてレストランの「The RESTAURANT」などの飲食施設を利用できます。
Yard Cafe では、瀬戸内産レモンなど、地元の野菜や果物を使ったフレッシュジュース・季節のスープで、ほっと一息できます。
また、ショップではちょっとおしゃれなおみやげも購入できます。
ONOMICHI U2の詳しい情報はこちら
尾道市西御所町5-11
tel 0848(21)0550