大徳寺の苔庭

大徳寺の苔庭

大徳寺は、臨済宗大徳寺派の大本山。境内には趣ある庭園を持つ塔頭がいくつもあり、通称「洛北の苔寺」と呼ばれています。
塔頭のひとつ龍源院(りょうげんいん)の方丈の北庭「竜吟庭」は、杉苔が庭一面を覆う見事な苔庭です。
杉苔を大海原に、土塀の前に点在する石組みを陸地に見立てた枯山水は、大徳寺の中でもっとも古い真の禅寺庭園といわれています。
方丈南庭の「一枝担」は白砂で大海を表し、蓬莱山、鶴島、亀島から成る巨石と石組みが絶妙に配されたお庭で、訪れた人を清々しい気分にさせてくれます。

京都市北区紫野大徳寺町53
拝観時間 10:00~16:30(16:00受付終了)
拝観料金 龍源院350円、黄梅院800円
tel 075(491)0019

黄梅院(おうばいいん)は、ふだんは非公開ですが、春と秋の年2回、期間限定で特別公開されます。
書院南庭の「直中庭」は、豊臣秀吉の命を受けた千利休が66歳のときに作庭した庭園です。
利休の茶の世界の”侘び寂び”を表現したお庭は、新緑の季節には青もみじと庭一面を覆う苔によって緑色に鮮やかに彩られます。
春の特別公開 2021年4月10日(土)~5月30日(日)

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