津和野をまち歩き

城下町の佇まいが残る津和野をまち歩き

山陰の小京都と呼ばれる津和野は、城下町の佇まいを残す美しいまちです。
中心街の殿町通りには、藩校養老館跡、郡庁跡、津和野藩家老多胡家表門、カトリック教会など、江戸時代の趣ある建物が並んでいます。
通りに沿って流れる掘割には、白壁や並木の緑が映り込み、赤、白、金、黒など、色とりどりの鯉が優雅に泳いでいます。
歩いて散策できますが、津和野駅前からレンタサイクルを借りることもできます。
津和野の見どころを紹介しましょう。

太皷谷稲成神社

千本もの鳥居のトンネルが印象的な太皷谷稲成神社(たいこだにいなりじんじゃ)。
日本五大稲荷の一つで、全国でも珍しく「稲成」と書きます。稲成としたのは「願いがよく成就するように」という思いが込められているそうです。
太皷谷稲成神社が鎮座するのは津和野の町を見下ろす霊亀山の中腹で、麓から本殿へは神秘的な雰囲気漂う「千本鳥居」の参道(263段の石段)を上ります。
少し上りが大変ですが、本殿からは、津和野のまちが一望できますよ。
お参りの際は、お供え物としてお揚げ(150円)を購入するのが作法だそうです。
津和野駅からは歩いて30分です。

酒蔵見学ができる古橋酒造

津和野町は清純な水と地元の酒米、そして気候に恵まれ、3軒の蔵元があります。
すっきり淡麗な味わいで女性にも人気が高い「初陣」の銘柄で知られる古橋酒造は、明治初期の創業の老舗の酒蔵です。
「初陣」などのお酒が試飲できるほか、酒蔵も見学できます。
こちらでは、古橋酒造オリジナルの「初陣あいす」をいただきましょう。
※写真はぐるたびより引用
さっぱりとした口あたりにほんのり地酒「初陣」風味のバニラアイス(アルコールは含まれていません)で、とってもおいしいです。

古橋酒造の隣には、自家製手打ちパスタのお店「アルチジャーノ」があります。
地元で採れる旬の野菜を活かしたパスタがいただけます。
アルチジャーノ
定休日 月曜日
営業時間 11:00~14:30
tel 0856(72)3365

安野光雅美術館

絵本画家、安野光雅(あんのみつまさ)氏の作品を集めた美術館です。
安野光雅氏は、絵本のノーベル賞と言われる「国際アンデルセン賞」を受賞し、世界的に活躍している津和野出身の絵本画家です。
安野光雅美術館には、絵本や風景画などたくさんの作品が展示されています。
遊びごころあふれた美術館には、ロビーの壁には数字の魔方陣が刻まれていたり、昔懐かしい昭和初期の木造校舎を再現した教室があったり、美術館全体が安野さんの夢を込めた作品となっています。
安野光雅美術館のホームページはこちら
津和野まち歩きの詳しい情報はこちら

開館時間 9:00~17:00
休館日 年末および3月、6月、9月、12月の第2木曜日
入館料 一般800円(650円)中高生400円(250円)小学生250円(120円)
tel 0856(72)4155

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