この観光プランのおすすめポイント
銀山温泉は、大正時代にタイムスリップしたかのようなレトロな温泉街が人気の温泉です。
大正末期から昭和初期に建てられた木造三層四層の旅館が銀山川の両岸に沿って軒を並べ、大正浪漫あふれる温泉情緒を味わうことができます。
泉質は、ナトリウム―塩化物・硫酸塩温泉で、身体の芯までじんわりと温まります。
鳴子温泉郷は、鳴子温泉・東鳴子温泉・川渡温泉・中山平温泉・鬼首温泉の5つの温泉地から構成されます。日本に11種類ある泉質の内9種類もの温泉が湧出する全国的にも稀な温泉地です。
鳴子温泉は温泉郷の中心で、古くから“奥州三名湯”の一つに数えられています。5ヶ所の温泉地で最も大きく、近代的な宿泊施設や食事処、土産物店が賑やかな街並みを形成しています。
鳴子温泉の詳しい情報はこちら
※写真はホテル亀屋の展望大浴場
鹽竈(しおがま)神社は、1200年以上もの歴史をもつとされている神社です。
古くから「陸奥国一之宮」と呼ばれ、奥州藤原氏や伊達政宗ら、東北の時の権力者から厚い信仰を集めていた由緒ある神社です。
文字通り、製塩法を人々に教えたとされる塩土老翁神(シオツチノオジ)が主祭神で、海上安全、大漁祈願、安産守護などにご利益があるといわれています。
境内は、全国でも珍しい「三本殿二拝殿」という社殿構成で、神門正面に左右宮拝殿、右手に別宮が配置されています。
主祭神は「別宮本殿」に祀られています。まずはこちらに参拝し、それから先へ進みましょう。
鹽竈神社の公式サイトはこちら
松島のシンボル「五大堂」
松島のシンボル・五大堂は、807年に坂上田村麻呂が東征のときに建立した毘沙門堂が始まりと云われています。
慈覚大師円仁が延福寺を開いて五大明王を安置したところ、坂上田村麻呂が祀った毘沙門天が光を発して沖合いの小島に飛び去り、毘沙門島になったという伝説があります。
現在の建物は、 伊達政宗が慶長9年(1604)に創建したもので、桃山式建築手法の粋をつくして完工したものです。
五大堂からは、美しい松島湾を見渡すことができます。
伊達家の菩提寺である瑞巌寺は、伊達政宗が桃山様式の粋を尽くし、5年の歳月をかけて完成させた奥州随一の禅寺です。
諸国から名工130人を集めたほか、建材も熊野山中から取り寄せるなど、建築には正宗が心血を注いだことが伝わっています。
特に唐戸や欄間、あるいは襖や床の間の豪華な絵画は日本の自然美を代表する人工美の極致とされています。
本堂と庫裏は国宝、御成門、太鼓塀、中門は国重要文化財に指定されていますが、現在、本堂・中門・御成門は平成28年3月までの大修理で非公開となっています。
寺に入らない場合も、厳かな雰囲気の杉並木の参道を寺の入口まで進んでみましょう。途中に東日本大震災の際に高波が押し寄せた地点があります。