この観光プランのおすすめポイント
神護寺は近くにある高山寺(世界遺産)と西明寺と合わせて「三尾(さんび)の名刹」と呼ばれています。
京都で一足早く見られる紅葉の名所で、見ごろとなる11月中旬、特にライトアップ時期は多くの人でにぎわいます。
いずれの寺院も歩いて行ける距離にありますので、それぞれの寺院を散策して高雄のもみじを存分に楽しみましょう。
神護寺の参道すぐそばを流れる清滝川にかかる高雄橋から見下ろす錦雲峡(きんうんきょう)は紅葉の絶景スポット。
石段を上っていくと、両側に真っ赤な紅葉が張り出していて、紅葉の名所であることがわかります。
高山寺(こうざんじ)は、京都市の北西にあり、紅葉の名所として名高い高雄山神護寺からさらに奥に入った山中にひっそりと建つ寺院です。
鎌倉時代の華厳宗の僧であった明恵(みょうえ)が開いた寺とされています。
日本最古の漫画とも言われる「鳥獣人物戯画 4巻」が有名で、国宝に指定されています。
鳥獣人物戯画は、平安時代の世相を反映して動物や人物を滑稽におもしろおかしく描いたもので、戯画の集大成と言われています。
石水院(国宝)にはレプリカが展示してあります。
また、高山寺は日本茶発祥の地と言われていて、日本最古の茶園があることでも有名です。
1994年には「古都京都の文化財」のひとつとして世界文化遺産に登録されています。
嵯峨野トロッコ列車は、京都、嵯峨野を基点に保津川渓谷に沿って丹波亀岡に至る7.3kmをおよそ25分で結ぶ観光列車です。
カラーリングされたディーゼル機関車に引かれる5両編成の客車は、ノスタルジックなデザインに懐かしい木製の座席、5号車には窓ガラスを取り外した超オープン車両『ザ・リッチ号』が接続されています。
四季折々の保津川の表情を感じることができます。
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貴船神社は京都の奥座敷、貴船山の麓に佇む神社で、古くから水の供給を司る神様を祀る神社として、信仰を集めてきました。
歴代の朝廷からの信仰も厚く、嵯峨天皇が生馬を捧げて雨乞いを祈願したことから、絵馬の発祥になったとも言われています。
また、本宮から奥宮へ向かう途中にある中宮は「結社(ゆいのやしろ)」と呼ばれ、縁結びのお社として知られています。
貴船神社の紅葉は、11月中旬~下旬。緑色・黄色・赤色のコントラストが美しいと人気のスポットです。
鞍馬寺は、源義経がまだ牛若丸と呼ばれていた幼少の頃に修行をした場所として知られています。
また、鞍馬寺はパワースポットとしても有名です。
本殿金堂の前には、三角形の石が並べられた六芒星が描かれています。金剛床と呼ばれ、宇宙エネルギーを受け取ることができる場所といわれています。
鞍馬山には古くから天狗が住んでいるといわれ、鞍馬駅の目の前には、大きな鞍馬天狗がシンボルとして立っています。
叡山電車は出町柳駅から八瀬比叡山口と貴船口・鞍馬へと延びる京都のローカル鉄道です。
出町柳駅から鞍馬駅ゆきの列車で約20分、市原駅~二ノ瀬駅間に「もみじのトンネル」と呼んでいる場所があります。
11月中旬になると緑、黄、橙、紅と様々な色づきを見せ、葉の色が混ざり合った鮮やかな風景となります。
下旬には、真紅の「もみじのトンネル」となり、 線路の両側に迫りくる迫力ある紅葉が車窓から楽しめます。