この観光プランのおすすめポイント
八幡平アスピーテラインは秋田県と岩手県とにまたがる八幡平を横断するドライブコースです。
雄大な景色が楽しめますが、特に10月の紅葉の時期は山々が紅や黄色に染まり、息を呑む美しい景色が広がります。
アスピーテラインの途中の見どころをご紹介します。
大沼
岩手県側からアスピーテラインに入った最初の観光スポット。
春から夏にかけてミズバショウ、ワタスゲなどの高山植物の群生が見られ、秋にはダケカンバ、ナナカマドなどの紅葉が見られます。
散策路が整備されていますので、景色を楽しみながら一周約30分の散策を楽しみましょう。
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八幡沼(見返り峠)
八幡沼は標高1,500mを超える八幡平山頂付近の観光スポットです。最寄りの駐車場となる見返り峠はレストハウスなどの施設も充実しています。
見返り峠から八幡沼の周囲をめぐる散策路に行くことができます。
この散策路(約1時間30分のコース)も美しい景色が望めますが、山頂付近は針葉樹が多いため、紅葉はあまり見られません。
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源太郎岩展望所
アスピーテラインの中間地点にある大きな岩の上に展望所があります。
晴れた日には岩手山がきれいに見え、標高1,260mからのすばらしい眺めを楽しむことができます。
アスピーテラインは雪のため、11月中旬から4月中旬まで閉鎖となります。
通行可能かどうかはこちらで確認ください。
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八幡平市にある藤七温泉「彩雲荘」は、八幡平アスピーテラインの山頂に近い標高1,400mに佇む一軒宿で、八幡平の大自然に野趣あふれる露天風呂が広がる人気の秘湯です。
5つの混浴露天風呂や男女別の露天風呂と内風呂があり、硫黄臭漂う露天風呂は開放感抜群です。
泉質は単純硫黄泉でもちろん源泉掛け流し。露天風呂に入ると白濁色のお湯と湯床から沸く泥の成分に包まれ、温泉好きにはたまらない至福のひとときを過ごせます。
女性は女性専用の露天風呂もあり、タオルを巻きながら入浴することも可能なので、安心しては入れます。
藤七温泉「彩雲荘」のホームページはこちら
ふけの湯は、八幡平アスピーテラインの山頂(見返り峠)から秋田県側へしばらく走ったところにある一軒宿です。
八幡平最古の湯で、単純硫黄泉・弱酸性泉の3本の源泉から湯量豊富なにごり湯がこんこんと湧き出ています。
ヒバ材を使用した内風呂も風情がありますが、宿の建物から少し歩いたところに広がる野天風呂がおすすめです。
いたる所から噴気が立ち上る荒涼としたガレ場で開放感あふれる露天風呂に浸かれば、この上ない満足感にひたれます。
澄みきった山の空気と、360度の大自然のパノラマに囲まれての湯浴みは、標高約1,100メートルに湧く山の湯ならでは贅沢です。
女性には湯あみ着のレンタルがあります。
また、フロントでゴザを借りれば、オンドル小屋で地熱浴体験もできます。
ふけの湯のホームページはこちら
銚子大滝から雲井の滝バス停まで、奥入瀬渓流の上流域を約1時間半(約5.7km)歩くプランです。
奥入瀬渓流は、ほぼ全域に遊歩道が整備されていて気軽に散策できますが、上流域では銚子大滝から玉簾の滝までの2.3km(徒歩45分)にいくつかの滝が左右に点在し、見どころが多いエリアになっています。
銚子大滝は本流では唯一の滝で、奥入瀬渓流ではいちばん有名な観光スポットです。この滝のために十和田湖には魚がのぼってこれない魚止めの滝となっています。
奥入瀬渓流マップはこちら
奥入瀬渓流をわかりやすく紹介したブログはこちら
蔦(つた)温泉旅館は、南八甲田の山あいにたたずむ鄙びた一軒宿です。
蔦温泉のお風呂は源泉の上に浴槽があり、湯船の底板から湧き出る「源泉湧き流し」の湯が楽しめます。
こじんまりとして古びた雰囲気を残した「久安の湯」、天井が高く泉のせせらぎのような響きを奏でる出湯の「泉響の湯」があり、ブナの木のどっしりした湯船に浸かってのんびりと温泉旅館の風情を堪能できます。
蔦温泉旅館のまわりに広がる「蔦の森」は豊かな水に恵まれ、ブナの巨木が育つ素晴らしい自然が残っていて、散策もできます。
蔦温泉旅館のホームページはこちら
青森県十和田市奥瀬字蔦野湯1
tel 0176(74)2311
ブナの深い原生林に囲まれた蔦沼は、「蔦七沼」と呼ばれる7つの沼の1つです。この蔦七沼で最も大きな蔦沼は、秋の紅葉シーズンともなれば多くの人々が訪れる奥入瀬エリア屈指の人気スポット。沼を囲うブナをはじめとした木々が鮮やかな赤や黄色に染まり、湖に映る華やかな世界を見せてくれます。紅葉の見ごろは10月中旬~下旬です。
蔦温泉旅館を起点に、6つの沼を巡る1周2.8kmの「沼めぐりの小道」を散策してみましょう。
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黒石市の人里離れた山あいにある青荷温泉は、ランプの宿として知られるひなびた風情の秘湯です。
電波は届かず電気もなく、静寂に包まれた、まさに秘湯中の秘湯といわれる温泉宿です。
「ランプの宿」は木造2階建ての本館と、つり橋を渡った対岸の離れ4棟があります。
広大な敷地内には4つの温泉があり、青森ヒバでつくられた内風呂の湯船や大きな木の樽、釜風呂、混浴露天風呂など、かけ流しの温泉を存分に楽しめます。
夕食は、ランプの明かりが灯る大部屋で。岩魚の塩焼き、ミズや根曲がり竹といった地元で採れる山菜などを使った青森の郷土料理が並びます。
青荷温泉ランプの宿の宿泊体験記(びゅうトラベル)はこちら