この観光プランのおすすめポイント

禅林寺は浄土宗西山禅林寺派総本山の寺院。哲学の道を南に下った先にあり、一般には通称の永観堂の名で知られています。
見事な紅葉が見られる名所として知られ、地元では古くから「秋はもみじの永観堂」といわれています。
山上には多宝塔があり、紅葉の向こうに京都のまちを見渡すこともできます。
秋の紅葉シーズン(11月上旬~12月上旬)は、ライトアップされたお庭を夜間に拝観できます。
御影堂近くから続く140段の石段の上にあり、境内の最も高い場所にある多宝塔や庭園などがライトアップされます。
こちらも幻想的な美しさでオススメです。
ライトアップ時間 17:30~20:30(受付終了。21:00に閉門)

南禅寺は臨済宗南禅寺派の大本山です。
枯山水の庭園も見事ですが、桃山時代の小書院を移した小方丈(国宝)は、特に趣ある佇まいで心が落ち着きます。
大方丈と小方丈は、合わせて130面を越える狩野派の襖絵で飾られています。中でも小方丈の虎の間の襖に描かれた狩野探霊の「水呑みの虎」は傑作として有名です。

千利休作庭と伝わる「直中庭」を持ち、美しい苔とモミジが訪れる拝観者の目を楽しませる。
織田信長、豊臣秀吉など戦国大名ゆかりの寺院、大徳寺黄梅院が公開されます。
毛利元就の三男で豊臣秀吉政権の五大老をも務めた小早川隆景の寄進による、禅宗寺院において現存最古の庫裡(重文)や、加藤清正が朝鮮出兵の際に持ち帰ったとされる釣鐘、また狩野永徳や長谷川等伯と並ぶ桃山時代の絵師、雲谷等顔の障壁画(重文・複製)などが公開されます。
拝観期間 2024年10月5日~12月8日(拝観中止日あり)
拝観時間 10:00~16:00(受付終了)
拝観料 大人800円 中学高校生400円 小学生以下無料(保護者同伴)
※大徳寺黄梅院特別公開のホームページより引用

白砂の上に大小15個の石が配された、龍安寺(りょうあんじ)の枯山水庭園は世界的に有名です。
虎が子供を連れているように見えることから「虎の子渡しの庭」とも呼ばれています。
1975年にイギリスのエリザベス女王が日本を公式訪問した際、龍安寺の石庭を見学して絶賛。
海外のマスコミに報道され、石庭の名はまたたく間に知れ渡り、「ロック・ガーデン」として世界的に有名な日本庭園となりました。
1994年に世界文化遺産に登録されています。

渡月橋(とげつきょう)は嵐山の観光の中心で、桂川(かつらがわ)に架かる全長155mの橋です。
渡月橋から見る景色は、いつ訪れても京都ならではの四季を感じることのできる美しさを誇ります。
渡月橋周辺の嵐山・嵯峨野は京都でも名所・見所の多い風雅なエリアです。
天龍寺や宝厳院、常寂光寺、祇王寺など紅葉の名所をめぐって京都の秋の風情を楽しみましょう。

嵯峨野の宝筐院(ほうきょういん)は、嵯峨野・嵐山随一の紅葉の名所です。
手入れの行き届いた庭園は、カエデやモミジ、ドウダンツツジが紅葉に染まり、回遊式の枯山水庭園を鮮やかに染める赤や黄色のグラデーションが見事です。
紅葉と石畳や苔とのコントラストを楽しみながら、美しい回廊をゆっくりと散策しましょう。

嵐電嵐山から常寂光寺、二尊院と順に散策していくと、嵯峨野のいちばん奥まったところに祇王寺があります。
平家物語に出てくる祗王祗女の悲話が祇王寺の名の由来です。
仏御前に心変わりした平清盛に捨てられ、出家した祇王が妹の祇女と母親との三人で暮らしたといわれています。
祇王寺は「散り紅葉」が有名で、晩秋には緑の苔と真っ赤な散り紅葉が美しいコントラストをつくります。
鯛匠HANANA
真鯛の薄造りを特製の胡麻ダレでいただく「鯛茶漬け」が人気のお店です。
厳選した真鯛と地元嵐山の農家から仕入れた野菜を使った繊細な料理を味わいましょう。
おすすめは「鯛茶漬け御膳」2,060円、「真鯛と九条ねぎのパスタ」1,850円。
京都市右京区嵯峨天龍寺瀬戸川町26-1
営業時間 11:00~
定休日 不定休(12月中旬~3月中旬までは水曜定休)
tel 075(862)8771