この観光プランのおすすめポイント
高岡市街地のほぼ中心に位置するこの公園は、加賀前田家2代当主前田利長が築いた高岡城の城跡を、明治以来公園として開放したものです。
1615年の一国一城令により廃城となりましたが、美しい水堀や土塁は残され、約21万平方メートルの広大な城跡公園となり、四季それぞれに鮮やかな自然美を見せてくれます。
富山県高岡市古城1-9
加賀百万石のシンボルである金沢城は、天正11年(1583年)に前田利家により本格的な建城が行われ、明治2年(1869年)まで加賀藩前田家14代の居城とされていました。
度重なる火災により、石川門と三十間長屋以外の建物は全て消失してしまいましたが、2001年には、古絵図や古文書などをもとに菱櫓(ひしやぐら)、五十間長屋(ごじっけんながや)、橋爪門続櫓(はしづめもんつづきやぐら)が忠実に復元されました。
加賀百万石 前田家の庭園として造られた兼六園は、水戸の偕楽園、岡山の後楽園とともに日本三名園の一つです。
六つのすぐれた景観「六勝」を兼ね備えていることから、その名がつけられました。
春には気品ある薄紅色が美しい桜や曲水を鮮やかに彩るカキツバタ、秋には紅葉、冬には雪吊りと、訪れるたびに四季折々の美しさが楽しめます。
兼六園のホームページはこちら
那谷寺(なたでら)は、2015年6月に「ミシュラン・グリーンガイド・ジャポン」で1つ星に認定を受けたお寺です。
広い境内には奇岩が集まった岩窟や霊石などがあり、伽藍(がらん)が巧みに配置され、自然と人工美がよく調和しています。
古くから紅葉の名所として知られており、展望台からは奇岩遊仙境の美しい景色を一望できます。
例年の紅葉の時期は、11月上旬~下旬です。
鶴仙渓(かくせんけい)は、加賀温泉郷 山中温泉の脇を流れる大聖寺川の渓谷です。
こおろぎ橋より黒谷橋に至る1.3キロの渓谷には遊歩道が整備され、四季折々の景観と立ち並ぶ奇岩怪石、橋めぐりを楽しめます。
温泉街にほど近い「あやとりはし」は94.7メートルの徒歩専用橋で、草月流家元・勅使河原宏氏が「鶴仙渓を活ける」というコンセプトのもとデザインした美しい橋です。
橋の袂の「鶴仙渓川床」では、山中温泉出身の料理人・道場六三郎氏のレシピによるスイーツを味わうことができます。