この観光プランのおすすめポイント
岡山後楽園は、約300年前に岡山藩2代藩主池田綱政(いけだつなまさ)が藩主のやすらぎの場として作らせた庭園です。
延養亭や能舞台を中心に園内各所に置かれた亭舎や祠には、歴代藩主の思いが込められています。
広い芝生地や、池、築山、亭舎が園路や水路で結ばれ、歩きながら移り変わる景色を眺めることができるよう工夫された庭園です。
豊臣家五大老の一人、宇喜多秀家が築城したお城です。
漆黒の天守が印象的で、黒い下見板張りの外観から別名烏城(うじょう)とも呼ばれています。
また、天守台は不等辺五角形のユニークなつくりになっています。
建築は8年にわたる大事業で、旭川の流れを変えて本丸の北面~東面を巡らせ、堀の役割を持たせました。
戦前、国宝であった天守閣は戦災で焼失し、現在の天守は再建されたものです。
観光列車「四国まんなか千年ものがたり」は、香川県多度津駅から徳島県大歩危駅までの四国山地を横断する土讃線を走る観光列車です。
沿線には、金刀比羅宮や平家落人の秘話や伝説が今なお残る秘境祖谷(いや)地方など千年を超える歴史的な文化や景観が残されています。
車内では、普通の列車では体験できない非日常的で忘れることのできないおもてなしが提供されます。
アテンダントによる心を込めたおもてなしはもちろんのこと、各停車駅では地域の方々が乗客を出迎えてくれます。
四国まんなか千年ものがたりの車内では、美しい景色と地元食材にこだわった色鮮やかな料理、地元の方々の思いが込められた地酒やおつまみを楽しめます。
香川県多度津駅から徳島県大歩危駅に向かう下り列車「そらの郷紀行」では、さぬきこだわり食材の洋風料理(写真左)。徳島県大歩危駅から香川県多度津駅に向かう上り列車「しあわせの郷紀行」では、日本料理を3段の重箱に詰めた「おとなの遊山箱」(写真右)が味わえます。
四国まんなか千年ものがたりのホームページはこちら
「大歩危小歩危(おおぼけこぼけ)」は、2億年の時を経て四国山地を横切る吉野川の激流によって創られた約8kmにわたる溪谷で、大理石の彫刻がそそりたっているかのような美しい景観を誇ります。
大歩危峡は、その間近に見える美しい岩石やV字谷の様子から日本列島の成り立ちが分かる全国的にも貴重な場所として国指定の天然記念物、名勝にも指定されています。
桂浜は高知市の南に弓状に広がる海岸で、緑の松と白い砂浜、青い海が一体となった箱庭のような景勝地です。
東端の龍頭岬では、幕末の志士坂本龍馬の銅像が太平洋を見下ろしています。
坂本龍馬像は、昭和3年に地元の成年有志によって建立されました。
龍馬の誕生日であり命日でもある11月15日を挟んだ約2ヶ月間、この龍馬像の横には展望台が設置され、龍馬の目線で太平洋を眺めることができる「龍馬に大接近」が開催されます。
「志国土佐 時代(とき)の夜明けのものがたり」は高知県の高知~窪川間を走る二両編成の観光列車です。
幕末の「歴史」、雄大で美しい「自然」、そして食材の良さが生きる「食」を土佐流のおもてなしとともに楽しむ”ものがたり列車”です。
列車は、幕末の歴史を象徴する「クロフネ」と、龍馬たちが水平の向こうに夢見た新しい時代の夜明けを連想させるデザインの「ソラフネ」の2両編成となっています。
開花の抄(窪川→高知)の食事は「高知家満喫 “土佐流のおもてなし”コース」(写真左)。
高知県の海・山・川の恵まれた素材を用いた料理で、ものがたり性のあるお食事となっています。
立志の抄(高知→窪川)の食事は「土佐の食材を使用した 創作料理 ~皿鉢さわち風~」(写真右)。
土佐の食材を知り尽くした老舗料理店のシェフが選ぶこだわり素材で、ひと手間かけた料理に仕上げています。
土佐の豊かな海の幸と山の幸を、ふくよかな土地が生む絶品の地酒とともに味わいましょう!
志国土佐 時代の夜明けのものがたりの詳しい情報はこちら
新しい日帰り温泉施設、道後温泉別館「飛鳥あすか乃の湯泉」は、開放的な大浴場と、道後温泉本館には無い露天風呂や皇室専用浴室の又新殿ゆうしんでんを再現した特別浴室を備えています。
昔の浴衣よくい「湯帳ゆちょう」を着ての入浴体験もできます。
また、道後温泉本館と同じく、加温も加水もしていない源泉かけ流しの「美人の湯」を満喫することができます。
さらに、約60畳の休憩室、個室5室を設え、道後温泉ならではの「おもてなし」の給茶サービスも提供されます。
道後温泉別館 飛鳥あすか乃の湯泉の詳しい情報はこちら
道後温泉本館は、休憩室がある2階以上は休館し、1階「霊の湯」で営業しながら保存修理工事に入っています。道後温泉本館の詳しい情報はこちら
「伊予灘ものがたり」は、松山から伊予大洲・八幡浜を結ぶ予讃線を走る、JR四国の観光列車です。
伊予灘の穏やかな海を眺めながら、四国・愛媛ならではのおいしい食事が楽しめます。
車両は、伊予灘のクライマックスである夕日を連想させる1号車「茜の章」と、太陽や柑橘類の輝きを表す黄金色を基調とした2号車「黄金の章」、定員8名の完全なプライベート空間を貸し切りにできる「陽華の章」の3両編成。
「伊予灘ものがたり」は、4つの旅のシーンが選べます。
伊予大洲を午前中に出発する双海編は、松山までの約2時間の旅で、内子杉の木箱で彩る和杉膳(わさんぜん)が味わえます。
地元内子町のシェフが愛媛県産の旬の素材ににこだわって仕上げた料理(写真左下)です。
途中、青春18きっぷのポスターにもなった下灘駅に10分間停車。伊予灘の美しい海をゆったり眺めましょう。
レトロモダンな車内でゆっくりくつろぎながら、瀬戸内海の雄大な景色を肴に、走るレストランの贅沢な列車旅を体験しましょう。
伊予灘ものがたりの詳しい情報はこちら