この観光プランのおすすめポイント
大原三千院は、京都北部の郊外に佇む有名な門跡寺院です。
里山の風景が広がるのどかな場所に、いくつかの寺院が高台にそびえ立っています。
境内には、豊臣秀吉の建立と伝える客殿や宸殿が建ち、有清園・聚碧園と呼ばれる二つの美しい庭園があります。
庭園はとてもよく整備されていて、桜や楓、初夏から初秋にかけては楓や苔、秋は紅葉と四季折々の魅力を見せてくれます。
あざやかな苔がビロードのように覆う庭園は、緑の清々しい空気に包まれています。
聚碧園では庭を眺めながら「抹茶(お菓子付き)」(500円)も味わえます。
参道には漬物やドレッシング、小物を売る店が軒を連ねています。
「志野」は、おいしいドレッシングが評判の店で、オーソドックスな醤油ベースの玉葱ドレッシングに、柚子大根、赤しそ、しば漬けなど、さまざまな味が試食できます。
しいたけと玉ねぎとセロリの醤油ドレッシングは絶品です♪
志野のホームページはこちら
三千院の入口を通り過ぎると、左手に実光院があります。実光院の魅力は、畳の間から心静かに庭園を一望できること。庭にも下りることができ、抹茶もいただくことができます。
また、声明寺院の坊であるため、この院には多くの楽器が陳列してあります。
900年近くにわたって今なお脈々と流れる声明の伝統に楽器を通して触れることができます。
京都の粋な人々の憩いの場として愛されている鴨川の川床は、5月から9月まで営業されます。
鱧の落としや鮎の塩焼き、京野菜や湯葉、豆腐など、季節の一品を京ならではの上品な会席料理でいただけます。
おすすめは、日中の暑さも和らいだ夕暮れ時。
浴衣姿でうちわを手に、風情ある川床に座れば、あなたも一端の京美人になれます。
川床料理は、限られた時季に楽しめる贅沢とあって、お値段もそれなりにします。
夜はおよそ6千円台~となります。
それでも、めったに味わえないプレミアム感。涼しい顔をして京都の夜をゆっくり楽しめばいいのです。
昼は3千円台~とリーズブルですが、晴れた日は暑さが厳しいのと、昼営業は5月と9月のみとしているお店が多いので、あまりおすすめしません。
京都鴨川納涼床協同組合のホームページはこちら(お店の紹介)
禅林寺は浄土宗西山禅林寺派総本山の寺院。哲学の道を南に下った先にあり、一般には通称の永観堂の名で知られています。
山の斜面に架けられた「臥龍廊」は、躍動する龍の如き大回廊。
階段を上がるごとに視点が変化し、境内約3,000本の青もみじの表情をさまざまに味わうことができます。
山上には多宝塔があり、天気に恵まれれば、ここから新緑の京都市街を一望できます。
真如堂では、ほぼ1年を通じて手水に季節の花が飾られています。
青もみじの季節は、水の中に青もみじが沈められ、さらに周りの青もみじが水面に写り込み、カメラマン・カメラ女子たちに人気の撮影スポットになっています。
境内は、三重塔など趣ある伽藍や涅槃の庭など新緑の見どころがいっぱい。