この観光プランのおすすめポイント
毘沙門堂勝林寺(しょうりんじ)は、東福寺の塔頭で通常は非公開ですが、予約すれば1人でも座禅体験ができるお寺です。
禅とは、雀の啼き声を耳にしても障りなく、花の香りの中にあっても妨げにならず一如となれる、そういう自由自在な心のこと。
坐って呼吸を整えることによって身・息・心を統一し、己と向き合う貴重な体験です。
勝林寺は、花手水でも有名で、手水鉢いっぱいに鮮やかな色彩の季節の草花が浮かべられます。
苔や青紅葉が清々しい境内で坐禅を組んで、心静かなときを過ごしませんか。
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京都市東山区本町15-795
座禅体験志納料 大人1,000円、高校生800円、中学生700円、小学生600円
所要時間 約60分
tel 075(561)4311
東福寺は、通天橋の紅葉が有名ですが、本坊庭園のお庭も一見の価値があります。
本坊庭園とは、大方丈の建物の四方に広がる個性的な庭園で、昭和14年に作庭家 重森三玲によってつくられました。
四方向に作られた庭園にはそれぞれテーマがあり、東庭が「北斗七星」、南庭には四つの神仙島、京都五山、須弥山が表現されています。
西と北の庭は市松模様のデザインで統一され、西庭は井田を表した大市松模様、北庭が苔と板石による小市松となっています。
北斗七星、蓬莱、瀛洲、壺梁、方丈、京都五山、須弥山、市松の八つの意匠を盛り込み、これが釈迦の入滅を表す「釈迦八相成道」にもあたることから、「八相の庭」と名付けらました。
従来の日本庭園には無いモダンで斬新なデザインに配置された苔と石のコントラストがとても印象的です。
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祇園白川は、石畳に格子戸のお茶屋が並ぶ祇園特有の風情ある町並みです。
町家が連なり、白川が流れ、石畳の道が続く人気のスポットで和スイーツをいただきながらひと休みしましょう。
甘味どころ ぎをん小森
ぎをん小森は、かつてはお茶屋だった町家を改装した甘味処です。
京都らしい和の空間が広がる店内は座敷になっていて、中庭を眺めながら和スイーツをいただくことができます。
おすすめは、わらび餅とわらび餅パフェ。
わらび餅は、毎朝手間暇かけて丁寧に練り上げたわらび粉100%を使った一品です。
わらび餅パフェは、1番上に抹茶アイスが乗り、その下にバニラアイス、わらびもち、餡子、抹茶ゼリーなど、和のスイーツが盛りだくさんの贅沢なもの♪ 黒みつ付きです。
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祇園祭ぎゃらりぃは、京都の夏の風物詩「祇園祭」が体験できる体感型施設です。
原寸大の鉾があり、普段は見られない鉾建ての伝統技法を間近で見学できます。
また、屏風に見立てた大型モニターで、33基の山鉾が巡行する模様や、長刀鉾に縁のある演目「小鍛冶」などの映像を観賞できます。
カフェも併設されているので、街歩きの休憩にもおすすめのスポットです。
祇園祭ぎゃらりぃのホームページはこちら
京都牛を中心に京野菜など旬の食材をフレンチテイストでいただけるお店です。
広く名の知れたレストラン出身のシェフが織り成す、贅沢なコースがおすすめ♪
本格フレンチを気軽に堪能できる〈季節の大皿コース〉Aコース ¥4,180など、落ち着いた和風の趣の中、手軽なお値段で京都の食材とフレンチのコラボが楽しめます。
祇園ビストロ 丸橋のホームページはこちら
北野天満宮(きたのてんまんぐう)は、菅原道真公を お祀りした神社の宗祀であり、「天神さん」と呼ばれ親しまれています。
特に学問の神様としての信仰が厚く、合格祈願の受験生が参拝に訪れます。
楼門横の手水舎には、生け花のような躍動感ある美しい花手水が活けられています。花手水は毎週入れ替わるほか、行事などにあわせテーマを持たせた花手水が登場します♪
北野天満宮のホームページはこちら
真如堂では、ほぼ1年を通じて手水に季節の花が飾られています。
青もみじの季節は、水の中に青もみじが沈められ、さらに周りの青もみじが水面に写り込み、カメラマン・カメラ女子たちに人気の撮影スポットになっています。
境内は、三重塔など趣ある伽藍や涅槃の庭など新緑の見どころがいっぱい。
通称「黒谷(くろだに)さん」と呼ばれている金戒(こんかい)光明寺は、草庵として法然上人が開いた浄土宗の大本山です。
幕末に京都守護職に任命された会津藩主・松平容保(かたもり)が本陣を置いたことでも知られています。
金戒光明寺の手水舎には、色とりどりの花と一緒に小さなアヒルのおもちゃが浮かべられています。
このアヒルは、以前置かれていたカメが盗難に遭った際に善意ある人が寄贈したもの。
その後カメも帰ってきたそうで、「くろ谷さん」と親しまれているお寺が多くの人に愛されていることがわかります。