この観光プランのおすすめポイント
嵯峨野トロッコ列車は、京都、嵯峨野を基点に保津川渓谷に沿って丹波亀岡に至る7.3kmをおよそ25分で結ぶ観光列車です。
カラーリングされたディーゼル機関車に引かれる5両編成の客車は、ノスタルジックなデザインに懐かしい木製の座席、5号車には窓ガラスを取り外した超オープン車両『ザ・リッチ号』が接続されています。
四季折々の保津川の表情を感じることができます。
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仁和寺(にんなじ)は昔から「御室(おむろ)御所」と呼ばれ、代々皇室から住職を迎えた格式高い門跡寺院です。
4月上旬~中旬、広い境内にはソメイヨシノやしだれ桜が競って咲き誇ります。
その中でも「御室桜」と呼ばれる遅咲きの桜の林は有名で、江戸時代から庶民の桜として親しまれ、数多くの和歌に詠われています。
約2,000本の桜が両岸に咲き誇る宇治川沿いは「源氏物語 宇治十帖」の舞台にもなっている桜の名所。
ソメイヨシノやヤマザクラ、オオシマザクラなど、さまざまな桜を一度に見ることができます。
ツアーでは、季節のお菓子と宇治茶付きで宇治川に浮かべた屋形船から桜を観賞する風流な体験ができます。
銘茶の産地として有名な宇治は、平安時代には貴族の別荘地でした。
世界遺産の平等院は、光源氏のモデルと云われる源融(みなもとのとおる)の別荘跡地がお寺に改められたものです。
鳳凰堂と呼ばれる阿弥陀堂は、1053年につくられ、堂内には、平安時代の最高の仏師定朝によって制作された阿弥陀如来坐像が安置されました。
当時は、末法思想が貴族や僧侶らの心をとらえ、極楽往生を願う浄土信仰が社会の各層に広く流行していました。鳳凰堂は、極楽浄土をこの世に出現させたところとして、信仰を集めました。
鳳凰堂は10円硬貨、屋根上の鳳凰は一万円札の図柄としても知られています。
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黄檗山萬福寺(おうばくさんまんぷくじ)は1661年に中国僧、隠元隆琦禅師によって開創されました。
日本の寺院とは異なる中国式寺院で、境内の中国明朝様式の巨大な伽藍群は、全体を龍にみたてて造られています。
創建当初の姿のままを今日に伝える寺院は、代表的禅宗伽藍建築群として主要建物23棟、回廊、額、聯などが国の重要文化財に指定されています。
黄檗宗では、法式(儀式作法など)やお経もすべて中国で行われていたものを忠実に継承しています。
東大寺は、奈良の大仏さまで知られる奈良時代創建の代表的な寺院で、都である平城京に全国の国分寺の中心として建立されました。
大仏殿は世界最大級の木造建造物です。
天平15年(743)に聖武天皇が生きとし生けるすべてのものが栄えるようにと願い、盧舎那大仏(るしゃなだいぶつ)造立の詔を発し、
天平勝宝4年(752)に大仏さまは開眼されました。以降次々と堂塔が建造され、40年近くかけて伽藍が整いました。
その後、幾度となく戦乱に巻き込まれて焼け落ちましたが、現在の伽藍の多くは公慶上人らによって江戸時代に再興されました。
※奈良市観光協会サイトより引用
奈良公園は、東大寺や興福寺、春日大社といった奈良の見どころが集まる一帯に広がる公園で、約1,100頭の鹿が暮らしています。
鹿せんべいを売っているお店がありますので、せんべいを買って鹿にやることができます。
公園の奥には、なだらかな芝生の若草山、春日山、高円山などの山々が連なっていて、緑豊かないにしえの古都の風情を感じさせます。
吉野山には古来桜が多く、シロヤマザクラを中心に約200種3万本の桜が密集しています。
儚げで可憐な山桜が尾根から尾根へ、谷から谷へと山全体を埋め尽くしてゆきます。
シロヤマザクラは下・中・上・奥の4箇所に密集しており、”一目に千本見える豪華さ”という意味で「一目千本」とも言われます。
おのおの下千本(しもせんぼん)、中千本(なかせんぼん)、上千本(かみせんぼん)、奥千本(おくせんぼん)と呼ばれており、例年4月初旬から末にかけて、下→中→上→奥千本と、山下から山上へ順に開花してゆくため、長く見頃が楽しめます。
※吉山観光協会のウェブサイトより引用