この観光プランのおすすめポイント
京都の中心に位置する京都御苑は、京都御所、仙洞御所を囲む面積約65haの公園で、いつでも自由に入ることができます。
広大な敷地には、江戸時代には二百もの宮家や公家の邸宅が立ち並んでいました。
桜は約1,000本あり、早咲きのシダレザクラが3月中旬から咲き始めると、ヤマザクラ、サトザクラと続き5月上旬まで楽しむことができます。
祇園白川は、石畳に格子戸のお茶屋が並ぶ祇園特有の風情ある町並みです。
町家が連なり、白川が流れ、石畳の道が続いています。
舞妓さんの姿が見えることもあり、京都の情緒を楽しむには一番のスポットです。
春には、料亭などが建ち並ぶ白川の流れに沿って、ソメイヨシノなどの桜並木が続きます。
約2,000本の桜が両岸に咲き誇る宇治川沿いは「源氏物語 宇治十帖」の舞台にもなっている桜の名所。
ソメイヨシノやヤマザクラ、オオシマザクラなど、さまざまな桜を一度に見ることができます。
ツアーでは、季節のお菓子と宇治茶付きで宇治川に浮かべた屋形船から桜を観賞する風流な体験ができます。
銘茶の産地として有名な宇治は、平安時代には貴族の別荘地でした。
世界遺産の平等院は、光源氏のモデルと云われる源融(みなもとのとおる)の別荘跡地がお寺に改められたものです。
鳳凰堂と呼ばれる阿弥陀堂は、1053年につくられ、堂内には、平安時代の最高の仏師定朝によって制作された阿弥陀如来坐像が安置されました。
当時は、末法思想が貴族や僧侶らの心をとらえ、極楽往生を願う浄土信仰が社会の各層に広く流行していました。鳳凰堂は、極楽浄土をこの世に出現させたところとして、信仰を集めました。
鳳凰堂は10円硬貨、屋根上の鳳凰は一万円札の図柄としても知られています。
宇治平等院のホームページはこちら
世界文化遺産に登録された真言宗総本山「東寺」。
平安京造営時に国家鎮護のために創建され、徳川三代将軍家光が再建した五重塔(国宝)は、高さ約55mで日本一高い木造塔です。
春の桜のシーズンに合わせて、境内のライトアップと金堂と講堂の夜間特別拝観が行われます。
春のライトアップでは「不二桜」と名付けられた八重紅しだれ桜が五重塔とともに美しく夜空に浮かび上がります。
夜間拝観開催期間 3月下旬~4月中旬
吉野山には古来桜が多く、シロヤマザクラを中心に約200種3万本の桜が密集しています。
儚げで可憐な山桜が尾根から尾根へ、谷から谷へと山全体を埋め尽くしてゆきます。
シロヤマザクラは下・中・上・奥の4箇所に密集しており、”一目に千本見える豪華さ”という意味で「一目千本」とも言われます。
おのおの下千本(しもせんぼん)、中千本(なかせんぼん)、上千本(かみせんぼん)、奥千本(おくせんぼん)と呼ばれており、例年4月初旬から末にかけて、下→中→上→奥千本と、山下から山上へ順に開花してゆくため、長く見頃が楽しめます。
※吉山観光協会のウェブサイトより引用