この観光プランのおすすめポイント

観光列車「ふたつ星4047」は、佐賀県、長崎県の“ふたつの星”をキハ40、47形の車両でめぐる、JR九州のD&S列車です。
旅の舞台となる西九州エリアは、日本一の干満差を誇る有明海や波静かで琴の海(ことのうみ)とも称される大村湾など、変化に富んだ「海」の“車窓”と「海」がもたらした“地域のおいしいもの”が存分に楽しめます。
数々の観光列車を手掛けた水戸岡鋭治氏のデザインで、3両編成の車両は全車指定席。
2両目に共用スペースや販売カウンターを配置した「ラウンジ40(よんまる)」が連結されています。
大きなカウンターテーブルを配置したビュッフェでは、武雄温泉駅にある「カイロ堂」が手掛けた、「ふたつ星4047」オリジナル弁当などの“地域のおいしいもの”が販売されます。
武雄温泉発長崎行きの午前便では、有明海の景色が左側の車窓に広がります。
途中、酒造りがさかんな肥前浜宿の最寄り駅である肥前浜駅では、駅舎に併設している日本酒バー「HAMA BAR」で鹿島のおいしい地酒の飲みくらベができます。
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大浦天主堂は1864年にフランス人・プチジャン神父によって建立された日本最古の教会堂で、国宝に指定されています。
長崎居留地の中に在留外国人のために建設した教会堂ですが、ここで隠れキリシタンが発見されたことは、「信徒発見」として語り継がれています。
江戸時代、250年もの長い間代々キリストへの信仰を守り続けてきた隠れキリシタンと呼ばれる信者達が、教会ができたことでプチジャン神父に信者だと告白したことは、信仰の奇跡と呼べるかもしれません。

江戸幕府の倒幕に燃える幕末の志士たちは、当時唯一異国との貿易があった長崎で、鉄砲などの武器を調達します。
その武器類を提供して財を成したのが、遠くスコットランドから渡来したトーマス・ブレーク・グラバーです。
グラバーは1863年に長崎の南山手の丘に住まいを建設。
グラバーをはじめとするオランダの商人たちは、長崎に多くの洋館を残しました。
グラバー園は、こうした洋館(旧グラバー住宅・旧リンガー住宅・旧オルト住宅など)を丘の上に移築復元したものです。
グラバー園からは、長崎港を行きかう船や対岸の三菱重工の巨大なドックが一望できます。
丘の上にありますが、園内の動く歩道などを使えばどなたでも観光できます。
長崎の刺身はどれも獲れたてが多いから、脂がのった旨さだけでなく、新鮮な魚が持つ食感までを楽しめます。長崎の魚のうまいお店の情報はこちら
雑魚屋 長崎思案橋店
個室中心のスタイリッシュな空間でとれたての地魚を味わえるお店。
店内にはいけすがあり、五島灘を中心に広がる長崎の海から運ばれた魚が泳いでいます。
新鮮な長崎アジや活イカはもちろん、カタクチイワシ、ベラといった魚も刺身でいただけます。
創作料理は、活魚の姿づくりをはじめ、アジのなめろう、雑魚屋風たこ焼き、サザエの香草バター焼きなどこだわりの品々がそろっています。
雑魚屋のホームページはこちら

長崎に泊まるなら、稲佐山からの長崎夜景観賞は欠かせません。
稲佐山の標高333メートルの山頂展望台からは、宝石をちりばめたような美しい1000万ドルの夜景が広がります。
長崎の夜景は2012年に開催された「夜景サミット2012 in 長崎」において、香港、モナコと共に「世界新三大夜景」に選ばれました。
稲佐山山頂の展望台は、2011年4月にリニューアルオープン。屋上全体に散りばめられた照明が光の空間を演出し、ロマンチックなムードを盛り上げます。
長崎ロープウェイのホームページはこちら

世界遺産の「端島(はしま)」は、長崎港から南西に約19㎞の沖合いに位置する島で、その姿から通称「軍艦島」と呼ばれています。
軍艦島は、明治から昭和にかけて海底炭鉱によって栄え、大正5年には日本初の鉄筋コンクリート造高層集合住宅が建築され、最盛期には5,000人もの人が住んでいました。
1974年、国のエネルギー政策の転換から炭鉱は閉山。今は廃墟となった高層鉄筋コンクリートが立ち並ぶ島は、「明治日本の産業革命遺産」の 構成資産の一つとして、保護されています。
長崎港から各社の軍艦島上陸ツアーが運航されています(所要時間:約2時間半)。
軍艦島上陸ツアーの詳しい情報はこちら