この観光プランのおすすめポイント
哲学の道(てつがくのみち)は、南禅寺付近から銀閣寺まで南北に延びる琵琶湖疏水沿いの約1.5kmの小道です。
疏水の両岸には桜が植えられ、4月上旬~中旬の満開の時期には、500本ものソメイヨシノで満開の桜の花のトンネルになります。
哲学者の西田幾多郎がこの道を散策しながら思索にふけったことからこの名がついたと言われています。道沿いには法然院や安楽寺など静かな佇まいが人気のお寺や京都らしい和風のカフェがあり、人気の散策コースとなっています。
哲学の道沿いには、京都らしい和風カフェがいくつかあります。
散策の途中でほっとひと休み。抹茶やスイーツをいただきましょう。
よーじやカフェ銀閣寺店
あぶらとり紙で有名なよーじやの和風カフェが安楽寺の近くにあります。
旧家屋をそのまま利用した座敷スタイルのカフェで、手入れされたお庭を眺めながらゆっくりとくつろげますよ。
人気NO1の抹茶カプチーノはよーじやの顔マークが描かれています。
二階ではお弁当もいただくことができます(要予約)。
京都市左京区鹿ヶ谷法然院町15
営業時間 10:00~18:00 無休(LO17:30)
tel 075(754)0017
平安神宮には、谷崎潤一郎の「細雪」にも登場する有名な「八重紅枝垂桜」があります。
見頃は4月上旬~中旬で、濃い紅色の桜の花が鮮やかに咲く姿は一見の価値ありです。
南神苑に一歩足を踏み入れると、天蓋のように空を覆う圧倒的な光景が広がります。
京都牛を中心に京野菜など旬の食材をフレンチテイストでいただけるお店です。
広く名の知れたレストラン出身のシェフが織り成す、贅沢なコースがおすすめ♪
本格フレンチを気軽に堪能できる〈季節の大皿コース〉Aコース ¥4,180など、落ち着いた和風の趣の中、手軽なお値段で京都の食材とフレンチのコラボが楽しめます。
祇園ビストロ 丸橋のホームページはこちら
円山公園は八坂神社に隣接し、知恩院や清水寺へもほど近い公園で、大きなしだれ桜が有名です。
しだれ桜の正式名称は「一重白彼岸枝垂桜」と言い、ここでは二代目の桜です。
初代の枝垂桜は昭和22年に樹齢二百年余りで枯死しました。
この桜は、昭和初年に初代の桜の種子から育てられたものが後に寄贈されたものです。
3月末~4月上旬にはかがり火が焚かれ、ライトアップも行われます。
円山公園付近の夕食はこちらがおすすめ。
高台寺は円山公園から清水寺に向かう途中にあります。豊臣秀吉が亡くなった後、その菩提を弔うために北政所(ねね、出家して高台院湖月尼と号す)が慶長11年(1606)に創建し、生涯を過ごしたお寺です。造営に際して、徳川家康からの多大な援助があったといわれています。
桜のライトアップ時期には、方丈前庭の「しだれ桜」がピンク色に染まった姿が闇の中に浮かび上がり、幻想的な世界へ誘います。
境内の桜とともに重文の伽藍や臥龍池(がりょうち)、開山堂などもライトアップされます。
桜のライトアップは3月中旬からゴールデンウィークの期間、日没~21:30まで行われます。
嵯峨野トロッコ列車は、京都、嵯峨野を基点に保津川渓谷に沿って丹波亀岡に至る7.3kmをおよそ25分で結ぶ観光列車です。
カラーリングされたディーゼル機関車に引かれる5両編成の客車は、ノスタルジックなデザインに懐かしい木製の座席、5号車には窓ガラスを取り外した超オープン車両『ザ・リッチ号』が接続されています。
四季折々の保津川の表情を感じることができます。
嵯峨野観光鉄道の詳しい情報はこちら
嵐山は京都でも桜の名所として知られています。
見頃は3月中旬~4月中旬で、付近はヤマザクラ、ソメイヨシノなど約1,500本もの桜が咲きます。
天龍寺の見どころは、夢想疎石がつくったといわれる嵐山と亀山を巧みにとり入れた池泉廻遊式庭園です。
境内には約200本の桜が植えられていて、シダレザクラの名所として知られています。
特に多宝殿周辺の桜は鮮やかなピンク色の桜の花が滝のように枝垂れかかる名木で、一見の価値ありです。
天龍寺のホームページはこちら
鯛匠HANANA
真鯛の薄造りを特製の胡麻ダレでいただく「鯛茶漬け」が人気のお店です。
厳選した真鯛と地元嵐山の農家から仕入れた野菜を使った繊細な料理を味わいましょう。
おすすめは「鯛茶漬け御膳」2,060円、「真鯛と九条ねぎのパスタ」1,850円。
京都市右京区嵯峨天龍寺瀬戸川町26-1
営業時間 11:00~
定休日 不定休(12月中旬~3月中旬までは水曜定休)
tel 075(862)8771
渡月橋(とげつきょう)は嵐山の観光の中心で、桂川(かつらがわ)に架かる全長155mの橋です。
渡月橋から見る景色は、いつ訪れても京都ならではの四季を感じることのできる美しさを誇ります。
桜の満開時には、渡月橋から山全体が緑と桜のコントラストに彩られる美しい景色を眺めることができます。
時間があれば、渡月橋から桂川の両岸に広がる嵐山公園にも足を延ばして散策してみましょう。