この観光プランのおすすめポイント
ノシャップとは、「岬のそば」「岬がアゴのように突き出たところ」というアイヌ語、「ノッ・シャム」が語源となっています。
眼前には秀峰・利尻富士と花の浮島・礼文島、サハリンの島影をも一望することができ、夕暮れ時には地平線に沈む夕日が感動的な情景をつくりだしています。
また7~8月頃の早朝、周辺の海岸では夏の風物詩である、利尻昆布の昆布採りの風景を見ることができます。
※稚内観光情報より引用
稚内市にある北門(ほくもん)神社は、天明5年、松前藩の請負人村山伝兵衛が宗谷在駐の際、北門鎮護の守護神として天照皇大神を祀り宗谷大神宮としたことが創始として伝えられる由緒ある神社です。
この神社では、道内6つの神社が共同で企画した「えぞみくじ」が引けます。
えぞみくじとは、地元の名産や魅力あるものをモチーフにしたおみくじで、北門神社はカニ。
社務所では、網でカニをすくいあげておみくじをゲットできます。
北埠頭が旧樺太航路の発着場として使われていたとき、ここに通じる道路や鉄道へ波の飛沫がかかるのを防ぐ目的で、昭和6年(1931)から昭和11年(1936)にかけ建設された防波堤です。
樺太へと渡る人々で賑った頃のシンボルでもあり、古代ローマ建築物を思わせる太い円柱となだらかな曲線を描いた回廊は、世界でも類のない建築物として内外の注目をあびています。
※稚内市の稚内観光情報より引用
姫沼は、利尻富士、さらには天気が良ければ水面に映る「逆さ富士」が見られる絶景ポイントです。
沼の周囲は原生林に囲まれた約1kmの散策路となっていて、野鳥のさえずり以外には何も聞こえない静寂に包まれた森に癒されます。
「逆さ富士」を見るなら、逆光にならない午前中がおすすめです。
姫沼へ向かう途中の姫沼展望台からは、ペシ岬を中心とした鴛泊湾と礼文島を一望できます。
オタトマリ沼は、利尻島南部の沼浦湿原にある沼で、利尻富士を眺めながら水辺の散策を楽しむことができる人気のスポットです。
日本最北限のアカエゾマツの原生林に囲まれ、1周約20~30分の遊歩道が整備されています。
夏には島の固有種”リシリアザミ”をはじめ、エゾカンゾウやヒメウギアヤメなどが咲き誇ります。
売店も充実していて、利尻島産ホタテのバター焼きなど新鮮な海産物を使った軽食やご当地ソフトクリームなども楽しめます。
利尻島最南端に位置する岬にある仙法志御崎公園では、透明度の高い海の様子や利尻山のもっとも猛々しい姿を見ることができます。
利尻山が噴火した際、海に流れ込んでできた奇岩・奇石が数多くあり、天然の自然磯観察場では昆布やウニの姿をはっきりと見ることもできます。
また、公園内ではアザラシの餌やりも体験できます。
※利尻島観光ポータルサイト「りしぷら」より引用
桃岩展望台コースは、礼文島南部の香深から桃岩展望台、元地灯台を経て知床へと続く全長約6.4kmのトレッキングコースです。
断崖と青い海が続く礼文島西海岸や海に浮かぶ利尻山を眺めながら、高山植物のお花畑を満喫することができる礼文島を代表するコースです。
香深から桃岩登山口までバスかタクシーで移動し、そこからトレッキングを開始しましょう。
桃岩登山口の案内看板
桃岩登山口から知床へと続くコースは約5.7km、約3時間の道のりです。
桃岩展望台コースは高山植物の宝庫で「礼文フラワーロード」とも呼ばれています。
6月には、レブンの名を冠する「レブンコザクラ」や「レブンキンバイソウ」が小さいながらも可憐に咲く姿を見せてくれます。
桃岩から海岸までの谷間には「エゾノハクサンイチゲ」があちこちに群生して咲いています。
足元に咲く高山植物の花々を見つけながら散策しましょう。
日本海の大海原が眼下に広がる「桃岩展望台」からの眺めもここでしか見ることができない美しい絶景です。
晴れた日にはお花畑の向こうに、利尻島のシンボル「利尻富士」の姿も見られます。
遊歩道は整備され、危険な場所には柵が取り付けられています。
日によっては強風や濃い霧が立ち込めるので、服装には十分注意して下さい。
桃岩展望台コースの詳しい情報はこちら(礼文島トレイルオフィシャルウェブ)
桃岩展望台の花の情報が詳しく書かれたブログはこちら
路線バスの時刻表はこちら
礼文島の北西部、西上泊園地に位置する澄海岬(すかいみさき)は、礼文に来たら必ず立ち寄りたいスポット。
その名の通り海底が透けて見えるほど澄んだ海を見下ろせる絶景ポイントです。
展望台から見る景色は絵葉書のようで、断崖絶壁と弧を描く海岸線が美しい入り江をつくりだし、コバルトブルーの海が神秘的な輝きを放っています。
映画「北のカナリア」のロケ地としても知られています。
スコトン岬は礼文島最北端の地で、正面にはトド島(無人島)が浮かび、晴れた日には遠くサハリンを望むことができます。
スコトンとはアイヌ語で大きな谷にある入江を意味します。
この地はかつて稚内の宗谷岬とともに日本最北端を名乗っていましたが、測量の結果、宗谷岬より少しだけ南に位置することが判明したため、以後は”最北限”の地と名乗るようになりました
「スコトン岬」に建つ、最北限の売店で名物の昆布ソフトクリームをいただきましょう。
淡いグリーンの色合いも美しい、ほんのり昆布風味が楽しめるソフトクリームです。
桃台猫台は礼文島の元地町地区にある展望台です。
桃の形をした巨大な桃岩は、礼文島がまだ海底にあったころにマグマが冷えかたまって形成され、それが隆起してできたとされています。
耳のような尖りが2つ出ている猫岩は、丸まって海面を見ている猫のように見えるため、こう呼ばれています。
北のカナリアパークは、2012年公開の映画「北のカナリアたち」を記念して、ロケ現場として使用された小学校を一般公開している施設です。
「北のカナリアたち」は吉永小百合さん主演で、礼文島や利尻島、稚内市、豊富町がロケ地として撮影された映画です。
小学校の校舎内には、ロケ時の写真や衣装を展示。廊下には、実際に廃校になった学校のものが利用されています。
宗谷岬は、北緯45度31分22秒に位置し、わずか43㎞彼方にサハリンを望む日本最北の岬です。
ここに立つと、遠い昔はるか樺太から船で渡ってきたアイヌ先住民の苦難の道のりに思いを馳せずにはいられません。
日本最北端の地の碑は、北国のシンボル北極星の一稜を象った三角錐のデザインが印象的です。
その傍らには、江戸時代に樺太に渡った探検家である間宮林蔵の銅像が建てられています。
近くのお土産屋さんで「日本最北端到着証明書」を購入できます。