この観光プランのおすすめポイント
富士野園地は、ウミネコが集団でコロニーをつくる「ポンモシリ島」を望む展望地です。
6月下旬~7月中旬にはエゾカンゾウが見頃を迎え、緑の草原と黄色い花が一面に咲く美しい景色が見られます。
駐車場から高台の展望台まで、海に向かって遊歩道を歩くと途中に東屋があります。
※ポンモシリ(ponmosir)は、「小さい島」を意味するアイヌ語の地名です。
姫沼は、利尻富士、さらには天気が良ければ水面に映る「逆さ富士」が見られる絶景ポイントです。
沼の周囲は原生林に囲まれた約1kmの散策路となっていて、野鳥のさえずり以外には何も聞こえない静寂に包まれた森に癒されます。
「逆さ富士」を見るなら、逆光にならない午前中がおすすめです。
姫沼へ向かう途中の姫沼展望台からは、ペシ岬を中心とした鴛泊湾と礼文島を一望できます。
利尻島最南端に位置する岬にある仙法志御崎公園では、透明度の高い海の様子や利尻山のもっとも猛々しい姿を見ることができます。
利尻山が噴火した際、海に流れ込んでできた奇岩・奇石が数多くあり、天然の自然磯観察場では昆布やウニの姿をはっきりと見ることもできます。
また、公園内ではアザラシの餌やりも体験できます。
※利尻島観光ポータルサイト「りしぷら」より引用
礼文島の北西部、西上泊園地に位置する澄海岬(すかいみさき)は、礼文に来たら必ず立ち寄りたいスポット。
その名の通り海底が透けて見えるほど澄んだ海を見下ろせる絶景ポイントです。
展望台から見る景色は絵葉書のようで、断崖絶壁と弧を描く海岸線が美しい入り江をつくりだし、コバルトブルーの海が神秘的な輝きを放っています。
映画「北のカナリア」のロケ地としても知られています。
江戸屋山道(えどやさんどう)は、礼文島最北端のスコトン岬とゴロタ岬との間にある舗装道路です。
山道の途中にあるトド島展望台からは、島に広がる大自然とスコトン岬など北部に点在するスポットを見渡せます。
周辺は季節を問わずいろいろな花が咲いています。
香深からスコトン行きのバスに乗って江戸屋バス停で下りれば、すぐに辿りつけます。
ここからスコトン岬までは歩いて1時間ほどです。
スコトン岬は礼文島最北端の地で、正面にはトド島(無人島)が浮かび、晴れた日には遠くサハリンを望むことができます。
スコトンとはアイヌ語で大きな谷にある入江を意味します。
この地はかつて稚内の宗谷岬とともに日本最北端を名乗っていましたが、測量の結果、宗谷岬より少しだけ南に位置することが判明したため、以後は”最北限”の地と名乗るようになりました
「スコトン岬」に建つ、最北限の売店で名物の昆布ソフトクリームをいただきましょう。
淡いグリーンの色合いも美しい、ほんのり昆布風味が楽しめるソフトクリームです。
桃岩展望台コースは、礼文島南部の香深から桃岩展望台、元地灯台を経て知床へと続く全長約6.4kmのトレッキングコースです。
断崖と青い海が続く礼文島西海岸や海に浮かぶ利尻山を眺めながら、高山植物のお花畑を満喫することができる礼文島を代表するコースです。
香深から桃岩登山口までバスかタクシーで移動し、そこからトレッキングを開始しましょう。
桃岩登山口の案内看板
桃岩登山口から知床へと続くコースは約5.7km、約3時間の道のりです。
桃岩展望台コースは高山植物の宝庫で「礼文フラワーロード」とも呼ばれています。
6月には、レブンの名を冠する「レブンコザクラ」や「レブンキンバイソウ」が小さいながらも可憐に咲く姿を見せてくれます。
桃岩から海岸までの谷間には「エゾノハクサンイチゲ」があちこちに群生して咲いています。
足元に咲く高山植物の花々を見つけながら散策しましょう。
日本海の大海原が眼下に広がる「桃岩展望台」からの眺めもここでしか見ることができない美しい絶景です。
晴れた日にはお花畑の向こうに、利尻島のシンボル「利尻富士」の姿も見られます。
遊歩道は整備され、危険な場所には柵が取り付けられています。
日によっては強風や濃い霧が立ち込めるので、服装には十分注意して下さい。
桃岩展望台コースの詳しい情報はこちら(礼文島トレイルオフィシャルウェブ)
桃岩展望台の花の情報が詳しく書かれたブログはこちら
路線バスの時刻表はこちら
桃台猫台は礼文島の元地町地区にある展望台です。
桃の形をした巨大な桃岩は、礼文島がまだ海底にあったころにマグマが冷えかたまって形成され、それが隆起してできたとされています。
耳のような尖りが2つ出ている猫岩は、丸まって海面を見ている猫のように見えるため、こう呼ばれています。
レブンアツモリソウ群生地は、礼文島北部のスコトン岬に向かう途中、浜中付近にあります。
香深港からバスで約50分、浜中バス停から歩いて15分ほどです。
群生地一帯は北海道の文化財(天然記念物)に指定され、礼文島でしか見ることのできないレブンアツモリソウを間近に見ることができます。
また、その他にもハクサンチドリ、マイヅルソウ、ヒトリシズカなどの花々が咲いています。
開園期間は5月下旬~6月中旬です。
オタトマリ沼は、利尻島南部の沼浦湿原にある沼で、利尻富士を眺めながら水辺の散策を楽しむことができる人気のスポットです。
日本最北限のアカエゾマツの原生林に囲まれ、1周約20~30分の遊歩道が整備されています。
夏には島の固有種”リシリアザミ”をはじめ、エゾカンゾウやヒメウギアヤメなどが咲き誇ります。
売店も充実していて、利尻島産ホタテのバター焼きなど新鮮な海産物を使った軽食やご当地ソフトクリームなども楽しめます。