この観光プランのおすすめポイント

宝厳院(ほうごんいん)は天龍寺の塔頭で、広大な枯山水庭園が見どころです。
春には、嵐山借景の回遊式山水庭園 「獅子吼(ししく)の庭」が特別公開されます。
「獅子吼」とは「仏が説法する」という意味で、庭園内を散策して、鳥の声や風の音を聴くことによって人生の心理を肌で感じ、癒されてほしいという思いが込められています。
公開時期 毎年3月中旬~6月下旬
拝観時間 9:00~17:00(受付終了16:45)

京都の東南部に位置する世界遺産 醍醐寺は、桜の花で有名です。
春の彼岸に憲深林苑で咲き始める、かわづ桜をかわきりに、しだれ、ソメイヨシノ、山桜、八重ザクラ、そして、三宝院の大紅しだれと金堂わきに大山桜が咲き終わるまで約3週間、醍醐寺では様々な桜が咲き誇ります。
慶長3年(1598)の春、豊臣秀吉はここで盛大な花見を行いました。

世界文化遺産に登録された真言宗総本山「東寺」。
平安京造営時に国家鎮護のために創建され、徳川三代将軍家光が再建した五重塔(国宝)は、高さ約55mで日本一高い木造塔です。
春の桜のシーズンに合わせて、境内のライトアップと金堂と講堂の夜間特別拝観が行われます。
春のライトアップでは「不二桜」と名付けられた八重紅しだれ桜が五重塔とともに美しく夜空に浮かび上がります。
夜間拝観開催期間 3月下旬~4月中旬

吉野山には古来桜が多く、シロヤマザクラを中心に約200種3万本の桜が密集しています。
儚げで可憐な山桜が尾根から尾根へ、谷から谷へと山全体を埋め尽くしてゆきます。
シロヤマザクラは下・中・上・奥の4箇所に密集しており、”一目に千本見える豪華さ”という意味で「一目千本」とも言われます。
おのおの下千本(しもせんぼん)、中千本(なかせんぼん)、上千本(かみせんぼん)、奥千本(おくせんぼん)と呼ばれており、例年4月初旬から末にかけて、下→中→上→奥千本と、山下から山上へ順に開花してゆくため、長く見頃が楽しめます。