この観光プランのおすすめポイント

随神門(ずいしんもん)を抜けると静寂の中に杉木立が広がり、清々しい気分で五重塔まで行くことができます。
せせらぎの祓川を越えると左手に国宝の羽黒山五重塔が見えてきます。平安期平将門の建立とされていますが、現在の塔は約600年前に再建されたものだそうです。
杉木立の中にすっと立つ優美な姿には、思わずため息が出ます。緑の木々に囲まれた佇まいも美しいですが、雪が降り積もった姿も機会があればぜひ見てみたいものです。
近くには樹齢1,000年の巨杉爺杉があります。

羽黒山・湯殿山・月山の出羽三山は、全国有数の修験の山として知られています。
また、江戸時代には、「西の伊勢参り、東の奥参り」といわれ、伊勢神宮と並んでパワースポットとしてご利益を求める多くの人々が参拝に訪れたそうです。
あの松尾芭蕉も、奥の細道を旅した際に参拝しています。
羽黒山山頂にクルマでいくことができ、出羽三山神社の三神合祭殿にお参りすれば、出羽三山を参拝したと同じご利益があるといわれています。
出羽三山神社のホームページはこちら

鳥海山の麓に位置する玉簾の滝は、伏流水の清らかな水がすだれのように落ちる美しい滝です。
およそ1200年前、弘法大師が神のお告げにより発見、命名したといわれていて山形県内一の高さ(落差63m)を誇ります。
駐車場から平坦な道を少し歩いたところにありますが、杉の大木に囲まれ、霧雨のような滝しぶきがマイナスイオンたっぷりに舞う神秘的なパワースポットです。

丸池様(まるいけさま)は、鳥海山大物忌神社(ちょうかいざん おおものいみじんじゃ)の境外末社である「丸池神社」の境内にある池で、鳥海山の伏流水が湧き水となって湧き出ていて、池の色がエメラルドグリーンになることで有名です。
「丸池」に「様」をつけて呼ぶ理由は、池全体が神社の御神体となっているからです。
地域住民からは古くから信仰の対象として大切にされてきました。

鳥海山の麓を走る由利高原鉄道「おばこ号」に乗車!
秋田県と山形県の県境にそびえる東北屈指の名山「鳥海山」を仰ぎながら、 秋田の米どころ由利地域の美田地帯を子吉川に沿って「おばこ号」が走ります。
車内では絣(かすり)の着物を着た「秋田おばこ」姿のアテンダントが沿線の見どころをご案内します。
由利高原鉄道のホームページはこちら

鳥海山(ちょうかいさん)は、標高2,236m、東北第2の高さを誇る独立峰です。
海岸線からすぐに稜線が立ち上がるその姿は、「出羽の富士」と称されるほどに力強く、四季折々の美しさをみせてくれます。
ドライブのついでに軽く登山気分を味わうには、象潟からブルーラインを車で30分ほど走った5合目鉾立「展望台」がおすすめです。
駐車場から約400mの舗装路が続き、軽装でも問題なく歩くことができます。
展望台からは、眼下に雄大な日本海と遠くまで伸びる海岸線の美しい景色が眺められます。

港町酒田は、日本海有数の漁獲高を誇り、一年を通して様々な種類の海の幸が楽しめます。
春はサクラマス、初夏にはスルメイカ、夏には岩ガキ、秋には真鯛、冬には天然トラフグにズワイガニ、そして寒鱈。
ツアーでは、庄内浜の魚を中心に、各地から集められたよりすぐりのネタを味わえる老舗寿司店「鈴政」で特上寿司を味わいます。

月山の八合目にある弥陀ヶ原(みだがはら)は日本でも有数の高山植物の宝庫です。
クルマですぐ近くまで行くことができ、黄色の可憐なニッコウキスゲやチングルマなど130種類以上の可憐な高山植物が咲いています。
湿原には歩きやすい木道が整備されていて、約1時間の自然散策を気軽に楽しむことができます。
可憐な高山植物が咲く湿原は、7月~8月が花の見頃。
ぜひ夏でも涼しい天空の楽園を訪れてください。
月山八合目 弥陀ヶ原の詳しい情報はこちら

出羽三山の奥宮として知られる湯殿山は、古くから山自体が神の御座として崇められ、人工的な信仰の場を設けることは禁じられてきました。
それゆえ、本宮は「語るなかれ、聞くなかれ」という厳しい戒めで知られ、参拝に訪れることでしか見ることができません。
湯殿山神社のホームページはこちら