この観光プランのおすすめポイント

白砂の上に大小15個の石が配された、龍安寺(りょうあんじ)の枯山水庭園は世界的に有名です。
虎が子供を連れているように見えることから「虎の子渡しの庭」とも呼ばれています。
1975年にイギリスのエリザベス女王が日本を公式訪問した際、龍安寺の石庭を見学して絶賛。
海外のマスコミに報道され、石庭の名はまたたく間に知れ渡り、「ロック・ガーデン」として世界的に有名な日本庭園となりました。
1994年に世界文化遺産に登録されています。

渡月橋(とげつきょう)は嵐山の観光の中心で、桂川(かつらがわ)に架かる全長155mの橋です。
渡月橋から見る景色は、いつ訪れても京都ならではの四季を感じることのできる美しさを誇ります。
渡月橋周辺の嵐山・嵯峨野は京都でも名所・見所の多い風雅なエリアです。
天龍寺や宝厳院、常寂光寺、祇王寺など紅葉の名所をめぐって京都の秋の風情を楽しみましょう。

世界文化遺産に登録された真言宗総本山「東寺」。
平安京造営時に国家鎮護のために創建され、徳川三代将軍家光が再建した五重塔(国宝)は、高さ約55mで日本一高い木造塔です。
春の桜のシーズンに合わせて、境内のライトアップと金堂と講堂の夜間特別拝観が行われます。
秋のライトアップでは200本もの紅葉や金堂(国宝)、講堂(重文)が幻想的に照らし出され、五重塔周辺が紅に染まって瓢箪池に映りこむ絶景が堪能できます。
夜間拝観開催期間 11月上旬~12月上旬

東福寺は、京都五山の一つで京都でも指折りの紅葉の名所で、11月下旬にはカエデを中心に境内は約2000本の紅葉に彩られます。
本堂と開山堂を結ぶ橋廊「通天橋」の一帯は、洗玉澗(せんぎょくかん)と呼ばれる渓谷で、素晴らしい紅葉の景色を一望できます。
そのため、紅葉のシーズンには凄い賑わいとなります。

禅林寺は浄土宗西山禅林寺派総本山の寺院。哲学の道を南に下った先にあり、一般には通称の永観堂の名で知られています。
見事な紅葉が見られる名所として知られ、地元では古くから「秋はもみじの永観堂」といわれています。
山上には多宝塔があり、紅葉の向こうに京都のまちを見渡すこともできます。
秋の紅葉シーズン(11月上旬~12月上旬)は、ライトアップされたお庭を夜間に拝観できます。
御影堂近くから続く140段の石段の上にあり、境内の最も高い場所にある多宝塔や庭園などがライトアップされます。
こちらも幻想的な美しさでオススメです。
ライトアップ時間 17:30~20:30(受付終了。21:00に閉門)

南禅寺は臨済宗南禅寺派の大本山です。
枯山水の庭園も見事ですが、桃山時代の小書院を移した小方丈(国宝)は、特に趣ある佇まいで心が落ち着きます。
大方丈と小方丈は、合わせて130面を越える狩野派の襖絵で飾られています。中でも小方丈の虎の間の襖に描かれた狩野探霊の「水呑みの虎」は傑作として有名です。

光明寺は、長岡京市の紅葉の名所として知られ、法然上人ゆかりのお寺です。
秋の紅葉シーズンには、数百本もの楓林が鮮やかに染まり、絶景をつくります。
ふりそそぐ紅葉のトンネルをくぐりながら通る「もみじ参道」は有名。
どこもかしこも紅葉が見えるまさに紅葉づくしの境内をゆっくり散歩しましょう。

銘茶の産地として有名な宇治は、平安時代には貴族の別荘地でした。
世界遺産の平等院は、光源氏のモデルと云われる源融(みなもとのとおる)の別荘跡地がお寺に改められたものです。
鳳凰堂と呼ばれる阿弥陀堂は、1053年につくられ、堂内には、平安時代の最高の仏師定朝によって制作された阿弥陀如来坐像が安置されました。
当時は、末法思想が貴族や僧侶らの心をとらえ、極楽往生を願う浄土信仰が社会の各層に広く流行していました。鳳凰堂は、極楽浄土をこの世に出現させたところとして、信仰を集めました。
鳳凰堂は10円硬貨、屋根上の鳳凰は一万円札の図柄としても知られています。
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